3月14日(火) チェンラーイ メーサイ

今日はタイ最北端の街メーサイまで行って、そこから国境を越えてミャンマーのタチレクに入る予定。

朝7時半ごろホテルを出てバスターミナルへ向かう。メーサイ行きのバスを探すも出発は9時とのこと。まだ1時間以上ある。ネットで調べるとメーサイ行きは通常のバス以外にロットゥーもあるとのこと。通常のバスの向かい側に止まっているロットゥーを見つけ乗り込む。8時10分ごろ出発。50B。しかし乗っている途中で重大なことに気づいてしまった。紙のコロナワクチン接種証明書を持ってき忘れてしまったのだ。あれがないとミャンマーへ入国することができない。痛恨!
きっちり1時間半でメーサイのバスステーションに到着。ここからソンテウに乗りメーサイのミャンマー国境近くで降りる。15B。

メーサイ行きのロットゥー
▲メーサイのバスステーションから国境まで行くソンテウ
スマホにはコロナワクチン接種証明書のアプリがあり、これを画像として保存したものをプリントアウトできればなんとかなるかとも思い、メーサイの街中でそれらしき店を探したがまったく見当たらない。これが日本であればコンビニのマシンでできそうだが、タイのコンビニにはそのような設備はなかった。
どうしようもないのであきらめかけたが、ダメ元でトライしてみることに。まずタイからの出国。こちらはパスポートを見せるだけで問題なく通過。タイ・ミャンマー間の橋を渡り、ミャンマー側の入国。まずヘルスチェック。ここで紙の代わりにスマホアプリの証明書を見せたところあっさりOKをもらい通過。その後パスポートを預け、500B払って一時国境通行証を作ってもらい無事入国。

▲タイ側の国境検問所
▲ミャンマー側の国境

以前にもこの入国は何度か経験しているが、以前は橋の上には観光客目当ての物売りが溢れ、入国した途端にトゥクトゥクドライバーの客引きが溢れていたものだが、今はそれもごくわずか。簡単に橋の袂の市場まで降りることができた。こちらもまだ観光客は少ないようで寂しい限り。以前は降りてすぐのところにカフェがあったと思うのだがそれもなくなっていた。2月20日に国境が再開したばかりで、まだまだ観光客は少ないので仕方ないところだろう。

周辺を一通り見て回って戻ることに。ちょうど昼時なので何か食べて行こうかと思ったが、食堂のようなものがまったく見つからなかった。両替所はやたら多かったのだが。

▲タチレクの市場。閑散としていた
▲タチレクにもセブンイレブンがあるのか……と思ったらセブンサークルだった
メーサイ側に戻り、商店街を見てまわりつつ、山の上のワット・プラタートドイワオを目指す。屋台でカオパット50Bを食べた後出発。めちゃくちゃ長い石段を登っていかないとならい。プチ登山だ。登っている途中でしんどくなりマスクを外してしまった。
メーサイの街並みやミャンマー側タチレクも見下ろせていい眺め。
しかし、ネットで見たところではこの寺「サソリ寺」とも言われサソリのオブジェが有名なようだが、ざっと一回りしたところ見当たらない。あちこち工事中のようだし撤去してしまったのかと思ったが、よく見たら八角形の白い建物の裏側にあった。これはなかなかの迫力。
帰りは階段ではなく山道を降りる。ずっと工事中のエリアが続いていた。大規模な拡張をするのだろうか。

▲寺のふもとの屋台
▲カオパット
▲はてしなく続く階段
▲ワット・プラタートドイワオ。紫色が鮮やか
▲ちょっとわかりにくいところにあるサソリのオブジェ
帰りもまずソンテウでバスステーションまで行き、ロットゥーに乗る。すぐ発車しそうな感じだったのに、50分ぐらいそのまま待たされ、2時40分出発。4時10分チェンラーイバスターミナルに到着。いったんホテルに戻り休憩。今日も歩き通しだったなぁ。 6時過ぎにホテルを出てワット・プラケオに。時間も遅かったので、ミュージアムは閉まっていた。ホテル近くの店でカオソーイ・ガイを食べる。無名の店でも美味しい。50B。
もっといろいろ食べたいのだが、一品でお腹いっぱいになってしまうので無理。

▲ワット・プラケオ
▲ホテルの近くの店で食べたカオソーイ・ガイ

3月13日(月) チェンマイ→チェンラーイ

今日はチェンマイからチェンラーイへ移動する予定。
しかしあいにく朝から雨が降っている。前回今回合わせて初めての雨だ。アーケードバスターミナルに行ってバスでチェンラーイへ行くことにする。ホテルを朝8時半くらいにチェックアウトして、車の通る通りへ出る。ここで初めてGRABを使って行ってみようかと思ったのだが、GRABを手配する前にソンテウがやってきたので値段を交渉。100Bということなのでこれに乗っていく(ちなみのGRABで見たところ178Bだった)。

アーケードバスターミナル(バスターミナル2)に着いてチェンラーイ行きのバスを探すがなかなか見つからない。というかどこでチケットを買えばいいかもわからない。以前は何度もチェンマイからチェンラーイまで行っていたはずなのに、やはり10年ぶりくらいともなるとすっかり忘れている。いったん向かいにあるバスターミナル3に行ってみたりしたが、やはりチェンラーイ行きはターミナル2のようでターミナル2に戻ってインフォメーションに聞いてみる。
チェンラーイ行きは入り口入ってすぐ左側にあるグリーンバスで購入できるとのこと。早速グリーンバスの窓口でチケットを購入。約30分後の9時30分のチケットがあるとのこと。料金は305B。チェンラーイ行きのバスの中でも最高級のもののようだ。パスポートを渡してその場でディスプレイで確認しながら入力。1列が2−1の3シートというゆったり配置だ。

▲チェンラーイ行きのバス

バスに乗り、3時間半ほどかけてチェンラーイバスターミナルに到着。雨も上がっていた。
今日のホテルChiangrai Hotelまでは徒歩で行けるのでありがたい。場所も時計塔のすぐそばとわかりやすかったので迷わず到着。着いてみて気づいたがもしかしてこのホテル、できたばかりのときに一度泊まったことがあるような。ホテル内にコインランドリーもあるようなので、後で使ってみよう。

▲チェンラーイの街中ではウォールアートが目についた

ホテルで少し休憩したのち、ワット・ローンスアテン、通称「青の寺」へ行くことに。今回はいよいよ初めてGRABを使ってみることにする。ホテルを出たその場でGRABに入力。ものの数分で手配したタクシーが到着。場所も指定してあるし、料金も事前に提示される(今回は78B)ので実にスムーズ。
数分でワット・ローンスアテンに到着。見た途端にその迫力に圧倒される。どこもかしこも写真に収めたくなってくる。ワット・ローンクンのような地面から無数の手が突き出ているみたいな不気味なものはないな、と思っていたが、出口にある閻魔大王の像は無数の髑髏が埋め込まれていて不気味さ満載だった。

▲ワット・ローンスアテン
売店に行って何かグッズを買おうかと思ったが、一般的な仏教グッズのほか、この寺にちなんだものはマグネットシールぐらいしかなく何も買えなかった。このデザインをモチーフにしたグッズを作れば飛ぶように売れると思うのだが。
帰りは歩いて帰ることに。市内中心部にあるワット・プラシンまでちょうど40分だった。この後市場を見た後、バスからホテルまで行く間に見つけた猫カフェ CAT’n’A CUP Cat Cafe へ行ってみたが、あいにく満席で入れず。

ホテルの戻り、コインランドリーで洗濯をすることに。洗濯機に服を入れる直前になって、洗剤がないことに気づく。これはまたコンビニに行って買ってこなきゃならないかと思ったが、フロントに聞いたところちゃんと置いてあった。
洗濯に48分、乾燥に40分かかりようやく完了。80B。

先ほど入れなかった猫カフェにもう一度行ってみる。午後7時過ぎ。今度は入場できた。10数匹の猫がいる。どの子も人懐っこい。結局1時間近くいて写真を撮りまくっていた。通常のドリンク代のみで時間制限などもなくいられたので満足度120%。初めて猫カフェに行ってみたがこれはハマりそう。

▲猫カフェ CAT’n’A CUP Cat Cafe で大量の猫写真を撮った

この後ナイトバザールのフードコートで食事。カオムーデーン100B。適度に混んでいて、どの店も待つことなく注文できた。帰りにカオニャオマムアン59Bを買って帰る。

▲ナイトバザールのフードコート
▲カオムーデーン
▲カオニャオマムアンを買った店
ちょうど9時ちょっと前に時計塔に差しかかったので、色が変わるのを見ることにする。はじめにライトアップの色がさまざまに変わり、これで終わりかと思ったら音楽が流れてきた。これがクライマックスに達し終わりかと思ったら、今度は歌が流れてきた。結局8分ぐらいあった。

▲チェンラーイのシンボル時計塔

3月12日(日) メーリム チェンマイ

今日は徒歩で首長族の村に行く日。8時28分にホテルを出て、幹線通り沿いにずんずん進んでいく。googlemapによると目的地まで徒歩44分。前回自転車で行ったので間違えないだろうと油断していたら、また間違えていた。何やってるんだ。これで時間をかなりロスし、1時間10分かかって首長族の村(Long Neck Karen)に到着。今回もバリバリ写真を撮らせてもらう。他の観光客もけっこう来ていた。

▲首長族の人々
▲首長族以外の部族もちょっといる
帰り道にはタイガーキングダムやプープーエレファントパークなど面白そうな観光スポットもあるのだが、今回はパスしホテルに戻る。帰りは村を10時28分に出てホテルに11時8分に到着。寄り道もせずストレートに歩いたところ40分で着けた。
チェンマイへの戻りは行きと同じくソンテウを使う。路上で10分ほど待っていたところ黄色いソンテウが止まったので乗り込む。途中で鮮やかな民族衣装を着た子ども連れの集団十人ほどが乗り込んでくる。車内が一挙に賑やかになる。なんとか話しかけて写真を撮らせてもらえばよかった。
この後ソンテウはチャンプアックバスターミナルに着き、ここが終点かと思いきや少数民族の集団は降りず、バスもさらに進んだ。どこまで行くのか気になりそのまま乗っているとワロロット市場に到着。どうやらここが終点のようだ。料金24Bを払い下車。ワロロット市場をちょっと見た後、近くにあるというモン族の市場へ向かう。ここは初めて。しかしけっこう寂れた感じで人もあまりいなかったので早々に引き上げ、徒歩でOYO Pudsadee Hotelへ向かう。

途中、ターペー門近くの食堂で遅い昼食。グリーンカレーとライス。100B。食べながら壁の張り紙を見たらカオソーイのセットがあった。こっちにすればよかった。

▲グリーンカレー

ホテルにチェックイン。ここは前回も泊まって高評価だったホテル。スタッフの人もちゃんと覚えていてくれた。しばらく休んだ後外出。前回、前々回に来たときは閉まっていた近所のセブンイレブンも今回は再開していた。
まず行ったのはワット・チェットリン。ここは初めて来たかな。池で大量のナマズに餌やりしている人がいたり、ちょっと怖くて渡りたくない竹製の橋があったりと意外に楽しめた。
次に前回は行っていなかったワット・チェディルアンを見学。ここは珍しく入場料がかかる。
このあと前回も行ったワット・サンパオのマッサージでタイマッサージを1時間受けていると午後4時50分。すでにサンデーナイトマーケットが始まっていた。まだ日は全然明るく、ナイトマーケットという感じではないが、人手も多くお店も出ていて盛り上がっている。
観光客の層は、欧米人とアジア人がバランスよくいる感じ。まだ中国人はあまりいないようだ。そういえばバンコクでは通りや電車の中で日本語も耳にしたが、チェンマイではほとんど耳にしてないな。

▲ワット・チェットリン。大量のナマズが餌にむらがる
▲ワット・チェットリン。竹製の橋。怖くて渡れなかった
▲ワット・チェディルアン
▲スタート直後のサンデーナイトマーケット
メーリムのホテルで部屋着用のハーフパンツを置き忘れてしまったようなので替えのハーフパンツを購入。あと小さく折りたためる布製のバッグを購入。今回は一応メインストリートの端から端まで見て回った。食べ物は、カオプック・ンガーข้าวปุกงา(20B)、カイマックไข่หมัก(35B)、ココナッツアイス(60B)をその場で食べ、ガイヤーン(50B)を持ち帰った。

▲ゴマの入った赤米の餅カオプック・ンガー。初めて食べた
▲カイマック
▲ココナッツアイス


3月11日(土) バンコク→チェンマイ メーリム

今日はバンコクからチェンマイに行く日だが、午前中中途半端に余裕がある。 朝8時ごろホテルをチェックアウトし、ルンピニ公園に行くことにする。
BTSナナ駅からアソーク駅、MRTスクンヴィット駅からルンピニ駅へと乗り継いでルンピニ公園に到着。
ルンピニ公園水辺にはミズオオトカゲがいるそうなので、見つかればいいなと思いつつ池を見たら、ミズトカゲが泳いでいるのを発見。到着10秒で目的を達成してしまった。さらに池を見るともう1匹泳いでいる。体長1メートルくらい、迫力がある。
この後小さなフードコートに行き、朝食にカオナーペットを食べていたところ、なんとこのエリアにもミズオオトカゲが歩いてきた。コモドオオトカゲにも似たその風貌はやはり迫力満点!

▲ルンピニ公園に到着早々、ミズオオトカゲを発見
▲ルンピニ公園内の小さなフードコート
▲ルンピニ公園で食べたカオナーペット
▲フードコート内をミズオオトカゲが悠々と歩く
この後、MRTシーロム駅からサナームチャイ駅へ移動。ワットポーへ。ワットポーは昨年9月にも行ったばかりだが、この時は肝心の涅槃像を見なかったので今日はそのリベンジ。
涅槃像が祀られている建物に入るとまず見えてくるのが横になった巨大な顔。写真も顔だけ撮るのが精一杯でとても全身は写せない。寝ている姿を横に見ながら足の方に移動。足の裏は見事な螺鈿細工が施され、これだけでも一見の価値がある。

▲ワット・ポーの涅槃仏。柱の間から顔だけ見える
▲足側から見るとこんな感じ
▲足の裏の装飾が見事
MRT、BTSを乗り継いでモーチットへ。ここでバスを待ったのちA1バスに乗ってドンムアン空港へ。バス代30B、所要時間20分弱。3階の出発フロアのすぐ近くまでつけてくれるし、やはりドンムアン空港へのアクセスは電車よりバスの方が便利だな。
14時40分発チェンマイ行きの便に乗るのに、12時過ぎには空港に着き、チェックインもほぼ待ち時間なし、保安検査も大して時間がかからず済んだので、ラウンジで1時間以上ゆったりと過ごした。 チェンマイ空港到着後は空港のタクシーカウンターでチャンプアックバスターミナルまでを手配してもらい、チャンプアックバスターミナルへ。ここでメーリムへ行くのだ。メーリム行きのバスは……と探したところ、通常のバスではなくソンテウだった。すでに概ね満席だったが詰めてもらい着席。程なくして出発。チェンマイ市内は渋滞でなかなか進まなかったが、そのあとはスムーズ。スマホでマップを睨みながら目的地に近づいて来たところでブザーを押す。25B。ほぼ40分。今日の宿泊ホテルFirst Residenceの目の前で止まってくれた。ホテルを探し歩く手間が省けた。

▲メーリムのホテルFirst Residence
ホテルでちょっとだけ休憩した後外を歩いてみる。うーん、見るべきところは何もないなぁ。ちょうど床屋があったので髪を切ってもらう。丁寧に時間をかけてカットして100B。うーん、安い!
通り沿いに屋台が並んでいたのでそのうちの一軒で夕食。写真を指さして注文しようとしたが、できないと言われてしまい、なんだかわからないができるものを出してもらうことに。しばらく待って出てきたものはトムヤムクンだった。これが絶妙に美味かった。ご飯と合わせて60B。
屋台でパートンコーと豆乳を買い、ホテルの部屋で食べる。パートンコー一袋10個くらい入っていたのだが、全部食べてしまい胃が重い。食べ過ぎた〜。

▲メーリムの屋台で食べたトムヤムクン
▲メーリムの屋台で買ったパートンコーと豆乳

3月10日(金) 成田→バンコク

今回からまたしばらく旅行記が続きます。
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前回に続き今回もAirAsiaXで成田からバンコクまで移動。14時25分成田空港発、19時25分バンコク・スワンナプーム空港着のXJ602便。前回は空港到着がギリギリになってしまい冷や汗をかいたが、今回は事前にWebチェックインも済ませ、成田空港にも出発時刻の2時間以上前に着いた。ので余裕かと思ったがそんなことはなかった。成田空港AirAsiaXのカウンターは第2ターミナルの屋外と屋内の間の辺鄙なところにあるのだが、そこから大幅にはみ出して行列ができていた。行列は途中からカウンターでチェックインとWebチェックイン済みの2つに分かれたので少しは早くなるか、と思いきやそんなこともなく結局30分以上かかってようやくボーディングパスをゲット。

▲保安検査に入るにも行列ができていた

このあと15分だけラウンジによってコーヒーを飲んだ後保安検査に。保安検査も今日はけっこう時間がかかったなぁ。15分くらい。出国審査は自動認証システムですぐ通過。出発ゲートに指定時刻ぴったり(出発の40分前)に着いたらもう搭乗が始まっていた。

前回帰国時には3シート並んでいる席の真ん中になってしまったので、今回は事前に座席指定し、通路側を確保している。しかし座席指定で約2000円というのはどう考えても割高だよなぁ。
機内はほぼ満席。座席ピッチは……あれ、こんなに広かったっけ? 足を組んでも余裕で座れる。これなら隣の人がトイレに立つ時もいちいち席を立たずに済む。
今回はイヤホンも忘れずにバッグに入れたので、スマホのAudibleで小説の朗読を聞いたり、iPad miniの電子書籍で読書をしたりしながら過ごす。

▲AirAsiaXの機内食のガパオライス
食事が提供されたのは午後6時ごろ。しまった、こんなに時間がかかるのなら、空港で何か食べておけばよかった。事前に予約しておいたガパオライスはおいしかった。
バンコクに着いたのは、現地時刻7時25分。前回前々回はそんな事はなかったが、、今回は入国審査業に人があふれかえり、入国審査にえらく時間がかかってしまった。ほぼ1時間。空港の地下2階の両替所で両替。1バーツ(B)=約0.23円。なんか来るたびにレートが悪くなってるなぁ。

▲MRTペッチャブリー駅近くのMIX MARKET
▲MIX MARKETで食べた魚の浮き袋のスープ。60B
ARLマッカサン駅からMRTペッチャブリー駅に乗り換える途中でミックスマーケットという小さなフードコートに寄り道して食事。魚の浮き袋のスープกระเพาะปลาというとろみスープを食べる。MRTとBTSを乗り継いでナナ駅へ。今回最初の宿泊地Heaver@4に向かう。ここは前回泊まったホテルのすぐ近くだった。結局予定を大幅に過ぎて、午後10時半ごろのチェックインとなってしまった。

▲Heaven@4の室内

今年2度目のタイ旅行

3月10〜17日、早くも今年2回目のタイ旅行に行ってきました。1月に行ったばかりなのでちょっと間隔短すぎですね。
今回はタイ最北端の街メーサイまで行く予定を組みました。

今回のタイ旅行に向けて新たに用意したものは
まず自撮り棒。スマホにつけるジンバルも買ってみたのだが、これはオーバースペックな上にずっと持っていると重さで腕が疲れてくるのでもっていくのはやめた。Bluetoothによるリモコンシャッター付きの自撮り棒を持っていくことにした。

モバイルバッテリーにもなる充電器 Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W) も新たに購入。バッテリー容量は5000mAhと少なめだけど、前回行った旅行ではモバイルバッテリーをフルに使うことはなかったので、まぁこれで大丈夫だろう。

これは新たに買ったわけではないが、前回、毎日の出来事を手書きでメモしていたので、せっかくiPad miniをもっていっているのだからこれを活用しようと思い、ApplePencilと軽量のキーボードをもっていく。ApplePencilで画面に手書き→文字認識とキーボード入力の使いやすいほうでメモを取る予定。

それと紙のコロナワクチン接種証明書。すでにスマホアプリでコロナワクチン接種証明書は用意してあるのだが、ネットの情報によると、タイ最北の国境メーサイからミャンマーのタチレクに入る際、証明書を紙で見せる必要があるとのことだったので市役所に2度足を運んで用意した。これはもしかしたらそんな必要はなくアプリ版の証明書をプリントアウトすればそれで済んだのかも。

これまでは使う機会がなかったが、タイではポピュラーな配車アプリGRABをスマホにインストール。また、前回使ったSIMを継続して使えるようにMyAISというアプリもインストールしておいた。

1月25日(水) バンコク→成田

今日は朝ホテルをチェックアウトして、スワンナブーム空港からAirAsiaで成田空港まで帰っただけなので特筆することはない。しいていえば、機内で使おうと思ったイヤホンをリュックの奥にしまいこんだままシートの上の荷物棚に入れてしまったため使えなかったことくらいか。

飛行機を降りてからは準備万端のVisit Japn Webをスマホに表示させて……と思ったら、一向にサイトにアクセスできない。飛行機を降りてからずっと歩きスマホ状態でサイトにアクセスし続け、サイトに接続できないまま、とうとう画面をチェックするスタッフがいるところまで来てしまった。しょうがないので、旅行前に事前に撮っておいたスクリーンショットを表示。空港スタッフの人は画面にタッチして動かそうとしたがその後とくに何も言われることなくスルー。無事関門を通過。
その後検疫で紙を受け取り、入国審査はさほど時間もかからず通過し、税関へ。今回は機内で税関申告の紙はもらわなかったが、見てみるとやはり電子申告のほうは人が並んでいるのに紙の受け付けのほうは並んでいない。その場で税関申告書に記入し、こちらもとくに何も言われることなく待ち時間ゼロで通過。

次回の旅行ではこのシステム、どうなっているかな?

1月24日(火) チェンマイ→バンコク

ホテルを7時半にチェックアウトし、チェンマイ門近くのソンテウをみつけて空港へ。最初のドライバーは「2」というので20Bかと思い、いったんクルマに乗ったものの、これはもしかして「200」なのではと思いクルマを降りて確認。案の定200Bだった。別のドライバーに交渉したところ、80Bとのこと。これでも高いが交渉を続けたり別のクルマをみつけるのもしんどいので80Bで空港へ行く。今日はVietjet Airでチェンマイからバンコクへ戻る。
エアサイドのラウンジで1時間弱すごして搭乗。
ここで痛恨の失敗! 搭乗ゲートを入り、飛行機内に向かうときに飛行機を間違えてAir Asiaの機内に入ってしまった。ふつうはこんなことはないのだが、小さな空港でゲートを共通で使っていたため起きたこと。あわてて7番ゲートVietJet Airに向かう。まだ客が席に座る途中で大したことなかったが、通路の途中で二手に分かれていたときもっと注意するべきだった。VietJetもAirAsiaも赤が基調のボーディングパスなので、他の人が手にもっているボーディングパスを見ても気づかなかった……。

チェンマイから順調にバンコク・スワンナブーム空港に到着。ここは外に出るまでかなり長く歩かないとならないので難点。
今日泊まるホテルはOrion Room 33 Sukhumvit。プロムポン駅から5分程度と近く、日本人も多く住んでいるエリアなので日本人向けの店も多い。
ホテルに着いてみると、5階建てのビルの3〜5階だけがホテルになっていて、受け付けだけはビルの入り口すぐのところにあるという形式だった。2階まで階段で上がったところにエレベーターがあるのだが、いかにもすぐ止まりそうなエレベーターな上、私が乗ったときはなぜかボタンを押しても動かなかったので、5階まで階段で移動。部屋はまあ普通。

しばらく休んでサイアム駅へ移動し、サイアム・パラゴンのGフロアのフードコートで昼食。ここは広いし、パッタイのサマイティップ、ピンクのカオマンガイなど有名店も入っている。できればハシゴしたいところだが、そんなには食べられないので、カオマンガイ(75B)とタイアイスミルクティ(55B)を飲食。その後サイアムスクエア周辺を散策したあと、前回も行ったアイコンサイアムへ。

サイアム・パラゴンのフードコートでカオマンガイを食べる

前回はBTSで行ったが、今回はBTSサパーンタクシン駅で降り、サトーンピアから出ている無料のシャトルボートで行くことにする。
最初、アイコンサイアム行きの船着き場がわからず、警備員さんに聞いたりしたが、船着き場のいちばん左端にあった。
船の移動はやはり気分がいい。前回行ったときはアイコンサイアムGフロアのSook Siamを見そこねてしまったので、今回はじっくり見ることにする。
うわぁ、めっちゃ広い。ひととおり見て回るだけで1時間ほどかかった。何か食べていきたいところだが、今回は見るだけにとどめる。今回はSook Siamを見るだけにとどめ、帰りも船で帰る。

サトーンピアから出ている無料のシャトルボートに乗る

アイコンサイアムのSook Siam。広いっ!

ホテルに戻ってみると、部屋の天井から水漏れが。それもかなりの勢い。
1階に降り、フロントの女性に言って部屋を見てもらい、部屋を替えてもらった。今回は水漏れだけで持ち物に水がかかったわけでもなかったので実害はなかったが、下手したらやばかった。
今夜がタイ最後の夜となるが、どこへも出かけず近所のセブンイレブンでカップヌードルなどを買って部屋で食べることにする。

1月23日(月) チェンマイ

今日は予備日のようなもの。
8時に朝食を食べたあとだらだらして10時ごろホテルを出る。カオソーイの名店カオソーイクンヤーイに向かおうとするが、その前にワット・サンパオを通りかかったらマッサージをやっているのでやってもらうことにする。タイ式マッサージもフットマッサージも1時間150Bと格安。

寺院の中でマッサージをやっていた

12時過ぎにカオソーイクンヤーイに到着。なかなかわかりづらい場所にある。ほぼ満席だったがなんとか空いている席を確保し、カオソーイガイを注文。札を渡される。36番。番号順にもってきてもらえるようだが、周りを見回すとまだ20数番。こりゃ相当時間がかかりそうだ。
体感20分ほどかかってようやく到着。うまいけど、そこまでか?

カオソーイクンヤーイでカオソーイガイを食べる

このあとちょっと遠くまで歩いてワロロット市場へ。旧正月の飾り付けがしてあり活気ある状態。この時期に来てよかった。コーヒー豆を購入。
ホテルに戻って休んだあと5時過ぎにナイトバザールへ。まだ準備中の店もあり、人通りもそれほど多くない。と思っていたら6時半くらいになってもまだ人が少ない。おかげで見る分にはスムーズに見られるし、食事(カオマンガイトート)も余裕をもって食べられたが。あまり見るべきものもないのでわざわざ来るほどでもないか。
帰りはターペー通りから一本南の道で帰る。

ワロロット市場は旧正月で盛り上がっていた

ナイトバザールのフードコートでカオマンガイトートを食べる

1月22日(日) チェンマイ

朝8時に朝食が届く。部屋にはテーブルはないし、どこで食べるのかと思ったら、部屋の外にテーブルと椅子が置いてあり、そこで食べるようになっていた。

9時にホテルを出て近所のレンタルサイクル店で自転車を借りる。24時間で50B。今回の旅のメインイベント、「自転車で首長族の村へ行こう!」の開始。Google Mapで調べたところでは旧市街から首長族の村までバイクで40分、自転車で1時間となっていた。

ホテル近くの店で自転車をレンタル

しかし、心配なのは旧市街から外に出た幹線道路を自転車で走れるか?ということ。通行禁止ではないにしても現実問題走れない可能性もある。
ともかくダメ元で行ってみることにして出発。北側のお堀を越えるところは自転車から降りて押して道路を横断。いよいよ外の大きな道路へ。バイクは多いがさすがに自転車は見かけない。しかし、なんとか行けそう。
ずっといちばん左の車線を走っていたのだが、しばらくすると左車線は左折、右車線は直進に分かれる。これはやばい。車線を変更して右に行かなければならないが、自転車でこれをやるのは一苦労。

1本道なので道を間違えることはないが、1時間たっても全行程の半分くらいしか進んでいない。Googleの自転車で1時間というのはロードバイクで全力で漕いだときのもののようだ。

幹線からそれ左折。最短コースを行くようGoogleで経路検索をして進むが、行けども行けども村に近づかない。自転車を止めて画面を確認すると、見当違いのほうに進んでいる。道路を戻って別の道を行ったりしているうちに、ようやく気づいた。Google Mapの経路検索をするときに、目的地を首長族の村でなく別のポイントを指示していた。これでは着かないわけだ。Google Mapを過信しすぎるのもよくないな。
途中、ほとんど心が折れそうになったが、なんとか首長族の村に到着。12時半。9時半くらいに出発したので3時間もかかってしまった。

今回は前回9月に来たときよりも観光客も多くにぎやかな感じ。入場料500Bを払い入場。今回もたっぷり写真を撮らせてもらった。40分ほど村で過ごす。

首長族の村で今回も写真を大量に撮らせてもらった

帰りはさすがに道に迷うことはなかったが、疲労がたまって休み休み自転車を漕ぐ。途中、良さげな店に入り昼食。バミーナムを注文。水と合わせて60B。空腹もあったかもだが、おいしく感じられた。
さらにコーヒーショップに寄ったりして、結局、帰りも3時間くらいかかってしまった。

幹線通りの店でバミーナムを食べる

ようやくレンタルサイクル店に着くと店は閉まっており、自転車を返すときはここに電話してと貼り紙が。タイのSIMカードで初めて電話するなぁ。と電話したところ、そちらに向かうので20分ほど待ってくれとのこと。

ホテルで休み、6時半ころサンデーマーケットに向かう。今日も全部回ろうとはせず適当なところで引き返そう。
象の模様のパンツ(150B)、サクヤン ヤントスアクーのTシャツ(180B)を購入。あと、サイウアを買って食べる。80B。高いっ! 鳥の串焼き、牛の串焼き、もち米(30B)、ブラウニー(50B)を買って、ホテルに戻って食べる。ブラウニーの量が意外にあり、腹にもたれてしまった。半分残しておけばよかった。

サンデーマーケット