今日は下見を兼ねてFF41に行く予定だが、その前、午前中は観光に出かける。
7時半ころホテルを出て雙連(シュアンリエン)の朝市に行く。うーん、あまり見る物がないなぁ。
近くの店で鹹豆漿(シエントウジャン)を頼む。鹹豆漿はしょっぱい豆乳スープ。日本ではなかなか食べられないもの。鹹豆漿を頼んだあと、店の親父さんに『なんとかかんとかタンピン?』と聞かれたので、単品かセットかと聞かれたのかと思い、「タンピン」と答えたところ、鹹豆漿に加え蛋餅(タンビン)まで出てきてしまった。
蛋餅は小麦粉で作った生地で卵を巻いたクレープのような食べ物。これがお店の看板商品だったようで、蛋餅もいるか?と聞かれたのだった。
このあと近くを歩いているうちに隣駅の民権西路(ミンチュエンシールー)に着いてしまった。ここで悠遊卡のチャージ機に小銭を入れてチャージできることを発見。一度に20枚まで入れられる。これでなかなか使う機会のない小銭を一挙に減らすことができた。
MRTに乗って、中正紀念堂(ジョンジョンジーニエンタン)へ。9時過ぎに着いたあと、3階や1階の展示室を回っているうちに10時近くになったので、毎正時に行われる儀仗隊の交代式を見に行く。きっかり10分。
MRTに乗り、 大安森林公園(ターアンセンリンコウユエン)へ。特に何かがあるわけではないが、木陰のベンチで一休み。
11時半くらいになったので、FF41会場の花博爭艶館(フアボージョンイエングアン)のある圓山(ユエンシャン)に向かう。
花博爭艶館の入り口近くでFF41のカタログを200元で買って、館内に入る。
さすがに12時を過ぎていたので行列はできていなかったが、中に入るとコミケ以上の人口密度で見て回るのも大変。
価格付けは、ステッカー1枚200元で高いかなと思っていたが、そんなこともなく普通に同人誌1冊200元程度で売られていた。
回ってみると、コスプレイターが自分の写真集を売っているブースが多い。地下アイドルが物販しているような状態。
同人誌もイラスト集が多く、純然たる漫画同人誌は少ない印象。
一回りした後、いったん外に出て休憩。蒸し暑い上に館内の人口密度が高い。これはかなりしんどいなぁ。外では一般参加者と混じってコスプレイヤーもコスプレのままその辺で休憩している。
公園内の好丘(ハオチョウ)でマンゴーベーグルを買って食べる。
再入場してみて回る。荷物を増やすわけにはいかないので、今回は同人誌を買うのはこらえ、買ったのはサカバンバスピスの編みぐるみのみ。
ホテルに戻る途中、MRT台北車站(チュージャン)で降り、台北駅周辺をみて回る。昔はよくきていたエリア。以前泊まったCityInn ずいぶん値段が上がっている。新光三越の隣のビルはテナントがほとんど入っていずガラガラ。
台北地下街の店もシャッターが閉じたままのところが目立つ。
ホテルに戻って休憩。
17時半ころ、MRT劍潭(ジェンタン)駅で降り、士林夜市に向かう。まだ日があるのでさほど混んでない。
路地を散策し、雑多なものを売っている店で布バッグ購入。150元。
士林市場ビルの地下で蚵仔煎(オアチェン)(カキ入りオムレツ)を食べる。70元。メニューを見るとカキ入りオムレツ以外にエビ入りオムレツ、イカ入りオムレツなんかもある。今度試してみよう。
そしてもう一軒、士林夜市に来たらはずせない、「雪花冰」(シュエフアビン)発祥の店・辛發亭(シンファーティン)で雪花冰を食べる。雪花冰とは氷自体に味がついていて、口に入れるとふわふわの食感が楽しめるかき氷。なお一般的には雪花冰という名称が使われることが多いが、辛發亭では雪片冰(シュエピエンビン)と呼ばれている。
店内に入りテーブルに座ると、店員の人がメニューとペンをもってきてくれた。どうやら、まず入店時に自分でメニューとペンを手に取り、テーブルで記入して、それをレジにもっていって金を先払いするというシステムになっていたようだ。
季節限定のマンゴーがなかったので、一推しらしいピーナッツを注文。ふわふわ食感が楽しい。量が多いので、無理して全部食べるのは控え、少し残して店を出る。
すっかり暗くなって人手も増えてきている。また一周り。大雞排(ターチーパイ)はあいかわらず長い行列ができている。
帰りはまたMRT台北車站で降りて改札を出る。台北駅ビルに行こうと思っていたが辿り着けず、台北地下街に。ここも懐かしい。明日明後日と浴衣祭りをやるようで、各所に日本的なエリアがある。
一般的な店から徐々にオタク的な店が増えるのも変わっていない。
いちばん端に床屋を発見。二人ほど待っていたがチケット100元を買って待つ。20分ほどで順番が来てカット。
ちょうど休憩にもなってよかった。
駅に引き返すが、歩いている時間だけで12分かかった。