8月17日(木) 茨城→台北

7年ぶりの台湾。
今回の目的は台北で行われる同人誌即売会FF(Fancy Frontier)41への出店。
これが初の海外イベント参加。ようやく念願がかなった。感慨深い。
以前にも2度ほど申し込んだことはあったが、一度はまだ日本の代理店がない頃。台湾在住の日本人の方にFF事務局からの書類の転送を頼んだのだがそのタイミングで転居してしまったため書類が受け取れず参加できなかった。
もう一度は台湾に行く当日台湾に台風が上陸。そのまま居座ったため行くのを諦めた。
その後のコロナ禍では参加しようにもイベント自体開かれず、数年越しに参加できた。

エアチケットは参加が決まるずっと前、4月に早々と予約。茨城航空から出ているタイガーエア。これも一度乗ってみたかったが、コロナ禍でフライト自体消滅していた。今回ようやく乗ることができる。
また、たいていのLCCは機内持ち込み荷物の最大重量が7キロなのだが、タイガーエアは10キロというのもうれしい点だ。

今回はイベント参加なので当然のことながらいつもより荷物が多い。いつもは7キロ以内で楽々収まるのだが、今回はそれに加えてイベント出店用の商品(ステッカー)やPOP用のイーゼルやマグネットプレート、筆記用具、名刺などを持っていかなければならない。
通常、コミケなどに出店するときはこの荷物をキャリングケースに入れて運んでいるのだが、はたしてこれを機内持ち込みでもっていけるのか? 
今回はひさしく使っていなかったキャビンゼロの機内持ち込みギリギリサイズのリュックを使用。なんとか荷物を詰め込み7キロ強で収まったが、家を出る直前になってショルダーバッグやエコバッグなど他の荷物とあわせて計ってみると10キロをちょっと超えて10.5キロになってしまった。はたして大丈夫か?

飛行機は15時発の茨城空港発台北桃園空港行きIT219便。
東京駅から茨城空港まで行く11時50分発の直行バスに乗車。茨城空港まで1時間半。到着から飛行機搭乗まであまり余裕がないのではと思ったがそんなことはなかった。
なおこのバスは基本的に予約が必要。私も2日前に気づいて慌てて予約した。予約が埋まってなければ当日その場で乗れるようだが、万一乗れなかったら完全にアウトなので予約必須と言っていい。

▲茨城空港行きの直行バス

バスを降りるとすぐ、茨城空港の小ぢんまりとした建物が見える。空港の構内に入るとすぐにタイガーエアのチェックインカウンター。
10分ほど並んだところでチェックイン完了。
並んでいる時、機内持ち込み荷物は2つまでということで、係の方からショルダーバッグをエコバッグの中に入れるよう言われたが、チェックインカウンターでは特に重量を計られたりはなかった。よかった〜。
ここでハサミを持っていたことに気づき、保安検査の直前で廃棄。保安検査ではショルダーバッグの中にモンダミンが入っていることを指摘され、透明の密封袋に入れるよう言われる。ちゃんと仕事してるなあ。

▲空港に入るとすぐタイガーエアのチェックインカウンター
▲休憩コーナーや売店、デューティーフリーショップもある

▲ガルパンのパネルもあった

保安検査も待ち時間10分もかからず、出国審査は待ち時間ゼロ。
大きな空港だと延々歩きまわらなければならず、待ち時間も長いのだが、今回はそんなこともなく非常にスムーズ。この空港、すっかり気に入った。

▲専用の通路を歩き、タラップを使って搭乗

座席は2B。三人がけの真ん中席。まあ3時間半程度のフライトなので耐えられるが、やはり座席指定しないと変な席を割り当てられてしまうな。
途中で寒くなってウインドブレーカーを着用。

17時半頃桃園国際空港に到着。途中人通りも少なく、入国審査に至っては待ち時間ゼロどころか私以外人が見当たらず、本当にここでいいのか不安になってしまった。

▲桃園国際空港に到着。7年ぶりだ!

空港内の両替所で2万円を台湾元に両替。細かい金にしてくれと言ったら、1000元分は100元札にしてくれたがそれ以上はダメだった。
衝撃的だったのは、1元が約5円(換算レート 1円=0.20950元)になっていたこと。以前、私がよく台湾に来ていた頃は1元=3円だったので、1.7倍になっている。まあ換算だけは簡単になったが。

前日申し込んだ台湾観光局の台湾個人旅行応援キャンペーンの抽選場所を発見。
タブレットの操作でチャレンジするが、ハズレ。

▲5000元が当たる応援キャンペーン。結果は……はずれ。残念!

今回は事前にAmazonで買ったSIMカードをスマホに差し込んでいたが、なぜか接続できない。設定を変えようにも説明書にあった設定項目自体がスマホで表示できない。
仕方ないのでこのSIMを使うのはあきらめて、空港内にあるカウンターで購入。
中華電信 5日間300元。こちらは受付でSIMをセットしてくれて接続を確認してくれるので安心できる。

この時点で18時を過ぎていたので、何か軽く食事でもと探したところ、地下にフードコートがあった。パンとコーヒーを買って食べる。台湾の初食事だが台湾味がないなあ。

▲フードコートで買ったパン

空港から台北市内までの移動はMRT。
初めて桃園国際空港からMRT桃園機場線に乗る。7年前まではまだできてなかったんだよなぁ。やっと乗れる。
7年間使っていなかった悠遊卡(ヨウヨウカー)(SUICAのような電子カード)がちゃんと使えたのもうれしかった。調べたところ有効期限20年だった。

急行で台北駅まで36分だった。これは便利。
しかしMRT桃園機場線の台北駅からMRT板南線の台北駅までの乗り換えが遠い。10分以上歩き続けた。

板南線で台北駅から一駅の西門駅へ。すぐに今回宿泊するホテルGalaxy Mini Inn(銀河ホテル)に到着。エレベーターがなく、荷物を運ぶリフトのみ。5階505号室まで階段で行く(4階がなく3階の次が5階だったので、実質4階)。私が到着したときもカップルがチェックインしていたし、ラブホを兼ねたホテルと思われる。
今回は移動もなく4泊ずっとこのホテルで過ごす。とりあえずバス、シャワーは問題ないし、エアコンもテレビも作動するので問題なさそう。冷蔵庫がないのは残念。WiFiもスムーズに接続した。コンセントも複数あるので充電にも困らない。
何より、西門駅から歩いてほんの数分という立地のよさがポイント高い。
とはいえこれで一泊7000円というのはやはり高い。台北はホテル代が高いなぁ。今回は荷物も多いし、個室必須だったが、次回台北で泊まるとしたらドミトリーやカプセルホテルも考慮しなければ。

▲わかりづらいがこの路地の奥にホテルがある。シングルで泊まれるホテルで最安値のところ何件かからセレクト

ちょっと休んで、西門町を散策。変わらぬ賑わい。日本人にも馴染みの店も多い。
松屋、ファミリーマート、セブンイレブンなどの日本企業や貢茶(ゴンチャ)、coco都可など日本に進出している台湾の店なども目についた。

▲西門町MRT出口の交差点
▲そこかしこにアニメ、ゲームなどのキャラが見受けられる
▲何やら路上パフォーマンスが行われていた
▲今回は入らなかったがメイド喫茶も健在。高雄に本店のある月讀が台北に進出してきている

しばらく歩いていると、かつて「おたくビル」と言われていた萬年商業大楼を発見。中に入ると、上のほうのフロアはあいかわらずのオタクぶり。
地下1階には飲食店入っているのだが、こちらはどこも閉まっていた。時間はもう22時前。そりゃそうか。
雨が降ってきたのでホテルに戻る。

▲萬年商業大楼
▲オタク向けショップも健在だった

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