台湾旅行記 8月24日(土) 台北

朝8寺前にホテルを出て雙連の朝市に向かう。朝市の雰囲気を味わっただけでとくに何も買わず、雙連駅から民權西路駅まで着いてしまった。

▲雙連の朝市

さて、実は10年ほど前、台湾の銀行に口座を作って預金したままずっと放置していたのだが、このたびようやく通帳とキャッシュカードを発掘し、持参してきていた。たしか民權西路駅の近くに台湾富邦銀行の支店があったはず……とおぼろげな記憶をたよりに探したがみつからず、Google Mapで調べてなんとかたどりつけた。

銀行のATMを操作。1回は登録した暗証番号の桁数がわからずはねられてしまったが2回めでアクセスに成功。残高もちゃんと残っており、無事2000元引き出すのにも成功した。あーよかった。

▲台湾富法銀行のATM

台鐵台北車站に行き、9時24分発の區間車に乗って猴硐(ホウトン)へ。猴硐といえば猫がいっぱいいる村で有名。私も10年くらい前に一度来たことがあり、これが2度目の訪問となる。
猴硐の一駅手前には九份の最寄り駅となる瑞芳(ルイファン)があり、ここで大勢降りるかと思いきやそれほどでもなく、猴硐で降りる人が多かった。隣に座っていた家族連れも猴硐で降りていた。

▲猴硐駅

新しく作られたという跨線橋は改修中で、臨時の橋を渡って駅の北側、猫がいっぱいの村へ。橋を降りると早速猫が3匹。しかし観光客がまわりを囲んでいる。その後も猫を度々見かけるが必ず観光客が絡んでいる。これだとあまり楽しくないな。自然に猫と触れ合えるのがいいのだが。

▲猫いっぱいの村で猫たちを撮影
▲どの猫の観光客がかまっている

実は猫がいっぱいのエリアはさほど広くなく、すぐ周り切ってしまう。ひととおり見て回ったところで再び跨線橋を渡って駅の南側へ。

▲駅前の店で昼食。涼麵50元

なお猴硐はもともと炭鉱の町であり、駅の反対側では炭鉱の歴史を記した博物館や炭鉱の施設跡、当時のトロッコなどが見られた。むしろこちらの方が見応えがあったかも。

▲炭鉱の設備を再現したジオラマ
▲炭鉱で使われていたトロッコもあった

この後基隆に行くつもりだったが、昼間に屋外を長時間歩き回るのはきついと判断し台北に戻ることにする。

前回も行った松山文創園區を目指す。松山駅に近づいた時、ここで降りた方がいいのではと咄嗟に判断し降りる。確かに距離的に近いが徒歩で行けるほどではなかった。かといって捷運を使うとぐるっと遠回りになってしまう。結局徒歩で松山路を南下することにし、15分ほど歩いて捷運・永春駅に行き、ここから一駅の市政府駅で降りて松山文創園区へ。

▲松山文創園區。アート・クラフト系のフリーマーケット

ここはいろいろな催しをやっていていつ来ても面白い。
誠品書店松菸店へ。3階の書店で新作ミステリーを探すが2冊は電子書でも買えたので1冊のみ購入。他の雑貨や文房具の店などどこも趣味がよく見ているだけで楽しい。

松山文創園區を見て回り、さて駅に戻ろうと歩いていると、いつの間にか隣接する台北大巨蛋(台北ドーム)の脇に出てしまった。こちらは2023年12月にオープンしたばかりのドーム球場。こちらもいずれゆっくりと見てみたい。

いったんホテルに戻る。

▲誠品書店松菸店
▲歩いているうちに台北大巨蛋に

19時過ぎにホテルを出て台鐵台北駅へ。捷運から台鐵に行くのに手こずりながらなんとか辿り着く。何度も来ているのに未だに台北駅と地下街の構造が頭に入っていない。とりあえず捷運を出たらM6を目指せば台鐵台北駅に出られるのか。
1階でパイナップルケーキを購入、2階のフードコートでなんとか席を確保して滷肉飯と蚵仔湯(オアタン)のセット139元を食べる。

▲台鐵台北駅2F 微風広場のフードコートで食事

帰り、ホテルの入っているビルの1階にあるNETを見る。こちらは台湾版ユニクロのようなファストファッションブランド。見た感じ、値段が安く品揃えもいい。ボディバッグ179元、Tシャツ299元など手頃な価格。今回は台湾モチーフのバッグ2つのみ買ったが次回はもっといろいろ買ってもよさそうだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください