2月24日(土) 台北

今日はFF42参加日。
朝、時計を見たら7時になっていたので起きた。が、7時は日本時間だった。台湾はまだ6時。前回から使っているトラベルクロック、電波をつかんでその国の時間に合わせるはずなのに、前回タイに持って行った時も今回の台湾でも日本時間のまま。今回のように咄嗟に見ると間違えてしまう。

7時45分にホテルを出て桃園機場捷運・高鉄桃園駅に向かう。昨日ホテルから駅までの最短ルートを確認したのでこれで大丈夫、と思ったらアウトレットモールが開くまではこのルートで行けなかった。仕方ないのでアウトレットモールの周囲を大回りして駅に向かう。ここで大きく時間をロスしてしまった。
三重で乗り換えてMRTへ。この乗り換えは距離も短く楽だった。さらに民権西路で乗り換え圓山へ。

▲桃園機場捷運・高鉄桃園駅の入口

▲今回は台北まで行かず三重で捷運に乗り換え。この乗り換えはスムーズだった

圓山駅で降りてすぐの花博公園、花博公園争艶館に到着。日本からのサークル申請受付へ。この時点で9時48分。10時の開場になんとか間に合った、と思ったら9時50分から10時まではサークル入場を閉鎖するということで10時まで待たされ、ようやく入場。それから設営に取り掛かったので、準備できた時には10時30分になっていた。
今回は右隣のブースは日本から出店している方。台湾だけでなくタイなど各国に出店の経験があるとのことで、参考になる話を聞けた。私も機会があったら台湾以外の国にも出店してみたい。左隣は美人のお姉さん。自画像イラストの掛け軸など色々なグッズを作り、売れたらそこにサインを入れ、2ショットにも応じていた。グッズも飛ぶように売れていた。
2ショットといえば、今回初めて2ショット写真を求められた。いやあ、こんなこと、日本での出店も含めて初めてだ。

▲FF42の看板

▲サークル受付に向かう

▲10時までサークル入口が封鎖され、入場できず

▲FF42 会場内のようす

▲私の出したブースはこんな感じ

▲FF42パンフレット

おかげさまで今回も好調な売れ行き。コミケよりも良く売れた。
戦車ステッカーを見て興奮して仲間同士でしゃべっている参加者もたびたび目撃したが、何を言っているのかわからないのが残念。
いざとなればGoogle翻訳があるさ、と思っていたのだが、ネットが非常に繋がりにくく、これでは使い物にならなかっただろう。

▲FF42 会場外のようす

▲花博公園では複数のイベントが開かれ、露店も大量に出ていた

今回も14時ごろ片付けを始め、早めに撤収。そのあとは圓山公園をちょっと見て回り、剣譚へ。昨日入れなかった台北表演芸術中心の恐竜のイベント「侏羅紀恐龍雪世界」を見に行く。チケット480元。しかしいざ入ってみると思ったものと違い、完全に親子向けのアトラクション。人工雪の中でカートに乗ったりソリで滑ったり、その中に恐竜の作り物が配置されているというもの。恐竜の造形がわりと良くできていたのはよかったが、あっという間に見終わってしまった。

▲「侏羅紀恐龍雪世界」 親子連れが楽しく遊んでいた

▲恐竜の造形は悪くなかった

士林夜市では大腸包小腸を食べたぐらいですぐ移動。
乗り換えのため三重駅で降り、階上から外を見たところ、公園で何やらイベントをやっているようで賑やかな雰囲気。新北大都會公園という広大な公園で18時から新北ランタン祭りが始まる模様。屋台がずらっと並び楽しそう。18時まで1時間あるので、そこまでは待てず引き上げてしまったが、楽しそうではあった。

▲階上から公園まで超ロング滑り台があった

▲露店がずらっと

高鉄桃園駅 今日もアウトレットモールのフードコートに行き、麻油雞のセットを食べる。250元。メインはご飯か麺線から選べた。麺線を頼む。
19時半ごろホテルに到着。

▲アウトレットモールのフードコート

▲麻油雞のセット

2月23日(金) 桃園・台北

今日は桃園にできた新しい水族館Xparkを見学する予定。
ここは2020年にオープンした都市型水族館。日本の横浜八景島が作ったことでも話題になっている。

ホテル近くの水族館Xparkの入場券をネットで購入。当日券を買うと600元(3000円)だが、kkdayでオンライン購入したところ、2814円とちょっぴり安く買えた。10時の開場に間に合うように9時半過ぎにホテルを出る。余談だがホテルを出る際1階をのぞいてみたら、パンやインスタントコーヒーなどが置いてあった。昨日のうちに設備をよく確かめておけばよかった。

Xparkには10時8分ほど前に着いたがすぐ入場できた。入場してちょっとたったらやたら女子高生が増えてきた。引率の先生らしき人もいたので遠足的なものかな。
エイやペンギン、クリオネなどもいて楽しめた。特にクラゲの水槽を大量に配置した映えスポットは圧巻。機会があったらまた来たい。屋外では山羊、カピバラ、ビントロングというジャコーネコ科の動物もいた。

▲Xpark入場口。開場時間の数分前だったが、すぐ入場できた

▲入場早々、チンアナゴがお出迎え

▲巨大な水槽の中を悠々と泳ぐエイ

▲女子高生が多く、華やかな雰囲気

▲泳いでいるアザラシも見られた

▲クラゲも大量展示

▲ペンギン

▲屋外のアニマルコーナーではビントロングという珍しい動物も見られた

女子高生の集団に集合写真撮影を頼まれるという貴重な経験もした。
Xparkに1時間半ほどいた後、隣接するシネコンのフードコートへ。ルーロー飯セット138元を食べる。その後アウトレットモールへ。しかし風が冷たく吹いて寒いので長居する気になれない。

▲Xparkの売店。サカバンバスピスのぬいぐるみもあった

▲Xparkに隣接する新光影場のフードコート

▲魯肉飯のセット

高鉄桃園駅の反対側に出てバス乗り場へ。「地球の歩き方」を見たところでは206番か302番が台鉄桃園駅へ行けるバスとのこと。ちょうど止まっていた302番のバスに乗り込む。
確かに台鉄桃園駅の方向には向かうのだが、途中かなりあちこちに寄り道して、本当に着くのか不安になる。結局台鉄桃園駅の近くを通り過ぎたところで降りたが、1時間以上、70分くらいかかってしまった。後で調べたところでは206番が高鉄と台鉄の桃園駅を結ぶシャトルバスだったようだ。こっちだったらもっと早く着いただろう。
台鉄桃園駅周辺をぶらぶら歩く。桃園77藝文町という日本統治時代の建物が保存されているところを見学。

▲桃園77藝文町

▲日本統治時代の古い家屋が残る

領東(リントン)デパートというところでコーヒーを飲み休憩した後、台鉄桃園駅から台北駅へ向かう。15時39分発の区間車。42元。ロングシートで通勤電車のような感じ。40分ほどで台北駅に到着。
台北駅1階のお店を見て周り、Amoでパイナップルケーキとダックワーズを購入。どちらも1個売りはしてなかったので箱買い。こんなに食べ切れるかな。

▲台北駅構内のAmoの売店

前回に続いて今回も士林夜市へ向かう。まだ17時なので暗くなってはいないが人通りはそこそこ。士林夜市のビルの地下1階 美食区に行こうとしたら地下に向かう階段が閉鎖されていた。まさかこの後開くということもないだろうし、地下1階は休業? 改装とかならいいのだが、このままなくなってしまうのか?

▲巨大な球体が目立つ 台北表演芸術中心

▲恐竜のイベントを開催しているようだったが、着いたときには閉場時刻間際でチケット販売も終了していた
▲士林夜市
▲市場のB1にある美食区への階段は封鎖されていた

前回に続き辛發亭で雪花氷を食べる。今回はちゃんと注文方法を間違えずに注文できた。コーヒー練乳90元。しかし今回は客がやけに少なく、私のほか一組しかいなかった。やはり寒いと客も少なくなるか。
士林夜市を離れ、ホテルへ戻ることに。MRT台北駅から機場線台北駅まで530mの距離を延々と歩いたのち、機場線に乗車。1時間以上かかって高鉄桃園駅へ到着。やはりホテル選びはもっとよく考えるべきだった。

▲辛發亭

▲コーヒー練乳の雪花氷

▲捷運・台北駅から桃園機場捷運・台北駅へ向かう。今回は間違えずに行けたが、やはりめちゃ遠い。10分以上は延々と歩く

台湾旅行記 2024年2月

今回からまた数回にわたり、先日、台湾に行ってきたときの日記をアップしていきます。

2月22日(木)

今日から3泊4日で台湾。
25日(土)の漫画同人誌即売会・台湾FF42への出店をメインに観光もしていく予定。
フライトは前回と同じく茨城空港15時発のタイガーエア。11時50分に東京駅発のバスに乗る。

▲東京駅発・茨城空港行きのバス。車内はこんな感じ

13時30分着の予定が5分ほどの遅れで茨城空港着。タイガーエアのカウンターでは5分ほど並んでチェックイン。荷物の重量を計られたが、スマホ、財布、iPad miniをポケットに移しておいたので、ちょうど制限ギリギリの10.0kgでパス。よかったー。しかしこれでは台湾に行っても何も買えないなあ。

▲茨城空港の構内。コンパクトで使いやすい

▲休憩所やフードコーナーもある

▲ガシャポンコーナー

▲航空自衛隊グッズもある

空港内にあったセイコーマートでガラナとカステーラを購入。
保安検査ではリュックの中に金属製の何かがあるということでリュックを開けさせられた。
台湾FF出店時の設営に使う組み立て式のPOPスタンドが金属製だったので引っかかってしまった。

出国審査は待ち時間なしで通過。飛行機は定刻を1時間ほど過ぎ、16時ごろ出発。
機内で入国カードが配られたので受け取って記入。そういえばこれ、オンラインで記入できたはずなのに今回忘れていた。
台北に着いたのは18時30分頃。予定の25分遅れで済んだ。が、入国審査は長蛇の列。前回は待ち時間0で入国できたのだが、タイミングによってこんなにも違うのか。40分並んでようやく入国審査通過。

▲茨城空港の飛行機搭乗は専用通路からタラップで。あいにくの雨

▲半年ぶりに台湾到着!

▲今回は入国審査は長蛇の列

両替はほぼ1元=5円(1円=0.20060)。前回両替した台湾元がけっこう残っているので今回は1万円だけ両替。
昨日慌てて登録した遊台湾金福気、チャレンジするも今回もハズレ。残念。

▲今回も遊台湾金福気にチャレンジ
▲操作はタブレットで行う。当たれば5000元(2万5000円相当)の電子マネーがもらえるのだが……


空港構内でsimカード購入。今回はちょうど空いていた台湾大哥大にしてみた。5日間で500元。あれ、こんなに高かったっけ? これなら日本の会社の海外ローミングを使った方が得かも。
桃園機場捷運に行く途中のフードコートで食事。何かわからないAセット200元を頼む。フライトチキン、フライドポテト、豬血糕、玉ねぎ、豆腐など6種の揚げ物ミックスだった。とても食べきれないので半分残す。

▲今回も前回と同じく空港内のフードコートで台湾第一食
▲あげもののセット

捷運 いつもとは反対方向に乗り、高鉄桃園駅下車。
駅前に広がる巨大アウトレットモールGloria Outletsの中を歩き、ちょっと遠回りして今回泊まるホテルLütel Hotelに21時過ぎに到着。バストイレが共用。部屋は狭いが清潔。
台北市内でちゃんとしたホテルに泊まろうとするとどこも高いので、今回は台北市内をはずして3泊とも桃園にあるこちらのホテルにしてみた。

▲Gloria Outlets。閉店直前だったので人はあまりいない

2月22日から25日まで不在です

2月22日から25日まで台湾に出かけるため不在となります。
この間、Amazonでの販売は休止、その他のサイトでは注文は受け付けますが発送は26日以降となります。

24日 台湾の同人誌即売会FF(Fancy Frontier)42に出店します。
日程 2月23〜25日(puikkoが出店するのは24日のみ)
会場 台北・花博爭艷館

今回も前回に続き戦車ステッカーを頒布します。

台湾FF42に出店します

8月のFF41に続き、来年2月に台湾・台北で開かれる同人誌即売会FF(Fancy Frontier)42にも出店申請していましたが、無事当選しました。
FF42の開催期間は2024年2月23〜25日。私が出店するのは2日めの24日になります。
今回も戦車ステッカーを頒布します。

FF42
日程 2024年2月23〜25日
会場 台北・花博爭艷館

同人誌と電子書籍

ひさびさに新しい同人誌「ゆるっと一人旅4 台湾 2023.8」を作りました。

8月に台湾に行ったときのレポートをまとめたものです。
ブログに掲載したものを若干ブラッシュアップし、巻末に「台湾の同人誌即売会事情」を加えました。

minne、creemaなど各サイトで販売中。
Amazonではこれの電子書籍版を販売しています。kindle unlimitedに加入している人は無料で読めますのでご一読ください。

電子書籍「ゆるっと一人旅4 台湾 2023.8」

8月21日(月) 台北→成田

台湾最終日。
10時半ころまでホテルで過ごしたのちチェックアウト。
読書が進んだ。

MRT西門から台北車站へ行き、歩いて桃園機場捷運(チエユン)を目指す。大まかに見当をつけて案内に沿って歩いたら一度地上に出て桃園機場捷運の建物から再度地下に入るコースになってしまった。行きはずっと地下で行けたのだが。桃園機場捷運の台北駅はこんなに広かったのか。

▲桃園機場捷運 台北駅

11時00分発の急行に乗り桃園国際空港第1ターミナルへ。タイガーエアのカウンターにはすでに行列ができていた。オンラインチェックインありとなしで行列が分かれており、オンラインチェックインのほうはごく短い行列。やはりオンラインチェックインしておくべきだったか。
その場でスマホを使ってオンラインチェックインしようとしたのだが、パスワード入力で手間取っているうちに列が進み始め、さほど時間もかからなそうだったので、そのまま進む。
カウンターで手続き時、荷物の重さを測られ、まさかの11キロ。1キロオーバー。しまったー油断していた。茨城空港でも荷物の重量チェックはなかったし、過去3回エアアジアに乗ったときも重量チェックがなかったので完全に油断していた。そうと知っていれば対策をしていたのに。
あわててパニクって、リュックからTシャツやらFF41のカタログやらを取り出して10.2キロになったところでなんとか大目に見てもらえた。よかったー。
今考えると、ショルダーバッグに入っていたスマホ2台、財布2つ、iPad miniを全部ポケットに移せば1キロくらい減らせたな。

10分程度の行列で保安検査を抜け、出国審査は自動レーンで待ち時間なし。
ラウンジを探すのに手間取ったが、プライオリティパスを使ってPlaza Premium Loungeでしばし休憩。魯肉飯(ルーローファン)を食べる。今回の台湾旅行で最初で最後の魯肉飯になった。

▲制限エリアに入ってすぐのところを1階上がるとラウンジがある
▲Plaza Premium Loungeで食べた魯肉飯

帰りの台北発成田行きIT202便も満席。今回は24D通路側。3時間のフライト。
成田からは珍しく京成線を使用。何も考えずすぐ来た特急に乗ってしまったが、しばらく座れず。その後のアクセス特急かスカイライナーにすればよかった。

8月20日(日) 台北

今日は丸一日空いているので、台北近郊まで足を伸ばしてもいいのだが、毎日天候が不安定で急に土砂降りになったりするので、おとなしく市内を観光して過ごすことにする。

朝6時頃起きるが、特にすることもないのでYouTubeを見たり、読書をしたりして過ごす。
9時半頃外出。昨日見つけた豆漿屋に行ってみたが満席の上行列もできていたので、近くの別の店で豆漿と生煎包を買って飲食。
まずは華山(フアシャン)1914文創園区(ウェンチュアユエンチュ)(日本統治時代の酒工場の跡地をリノベーションしたイベント空間)に行くことにする。ネットで調べたところ、「伊藤潤二恐怖体験展II」というのをやっているらしい。

▲西門 豆漿を買った店
▲豆漿

MRTで華山1914文創園区へ向かう。西門から1本で行けて便利。
忠孝新生(ジョンシャオシンション)駅で降り、徒歩5分程度で到着。懐かしい。

▲華山1914文創園区に向かう

11時前だったが、伊藤潤二恐怖体験展IIはもうやっており、チケットを購入。2つのコースが並行しており、一つだけなら390元、2つなら550元という価格だった。2つとも楽しめるチケットを購入。お面を渡されるが、これは特に使うことはなく、おまけだった模様。前後に並んでいる人5、6人と一緒にロープを持たされ、暗い中を進んで行く。ところどころおどかしがあったりしてお化け屋敷的なもの。
なお、お化け屋敷ゾーンを歩いている間は撮影禁止。わざわざ日本語が書かれたカードを見せて注意してくれた上、腕に着けていたAppleWatchもシアターモードにするよう促された。
終了すると、伊藤潤二のアニメの原画の展示やオブジェの展示があり、最後はグッズコーナー。
もう1個の方も同じパターン。漫画に出てくる部屋が再現されていたり、排水溝に体ごと吸い込まれて足だけ残っていたりといったシーンが再現されていた。

▲「伊藤潤二恐怖体験展II」チケット売り場
▲展示ゾーン
▲他の建物では「進撃の巨人」グッズショップがあった
▲こちらは「チェンソーマン」グッズショップ

「カナヘイの小動物 世界トンデモ博物館」荒唐世界博物館も入ってみた。入場料400元。
ピスケとうさぎ 可愛いキャラが世界の名画の中に紛れて描かれたり、ツタンカーメンになったり、騙し絵的な要素もあり、楽しめた。

他にもガンプラの展示をしている建物もあったが、こちらは長蛇の列ができていたので、見るのをあきらめた。

近くで農業祭り的なものもやっていたので一通り見る。

▲「カナヘイの小動物 世界トンデモ博物館」チケット売り場
▲内部のようす

華山1914文創園区の次に行ったのは、ここからものの数分の距離にある「光華商場」(コンフアシャンチャン)(光華デジタル新天地)と「三創生活園區」(サンチュアンションフオユエンチュ)。

三創生活園區は7年前にも来たことがある複合商業施設。パソコンメーカーはじめメーカーごとに出店しているので見応えがある。
上の階はオーディオ、家電、さらにエンターテインメント。ガンダムベースや名探偵コナンのカフェなどもある。全フロア見ていて飽きない。
地下のフードコートに鮮芋仙(シエンユィシェン)があったので豆花を食べる。ちなみに鮮芋仙は日本にも進出しており、吉祥寺の鮮芋仙にはよく行くのだが、台湾の鮮芋仙は初めてだ。
14時半頃に外を見ると土砂降り。仕方ないのでさらにしばらく三創生活園區で過ごしたが、雨が多少弱まったところでいったん外へ出て三創生活園區に隣接する光華商場へ移動(後で見たらビルをつなぐ連絡通路があった)。
こちらも1階はメーカーのショールーム的なところが多いが、2階、3階は昔ながらの小さな店が連なっている。パソコンやスマホだけでなく、スポーツ用品、古本店などもある。一軒一軒見て回るのも大変なので適当なところで切り上げる。
雨も小降りになったので忠孝新生駅まで行く。もうちょっとこの周辺の店を見てみたかった。

▲三創生活園區1F。イベントが行われていた
▲三創生活園區B1のフードコート
▲鮮芋仙の豆花
▲外を見ると土砂降り
▲ガンダムベースもあった
▲名探偵コナンのカフェもあった

しばらくホテルで休憩。17時半になっても雨が降っているので、これは遠出はできないかとも思ったが、18時過ぎに雨が止んだようなので予定どおり萬華へ行くことにする。

ここに来るのも久々だ。龍山寺を見たあと、艋舺(モンシア)夜市へ。
この辺一帯は屋台が並んでいて賑わっている印象。
華西街(フアシーチエ)観光夜市はマッサージやネイルの店が目立ち、飲食店は少なくなっていた。蛇の店やすっぽんの店は健在。
割包(クワパオ)の店だけ行列ができていた。

華西街から艋舺夜市に戻り、後で食べるように胡椒餅30元を購入。
さらに奥まった所にある客が一人も入っていない店で割包60元を注文。ところが何回言っても通じない。メニューを指さしてやっとわかってもらえた。発音が違っているのだろうが、台湾に何十回も来ていまだに料理名も通じないとは。トホホ。
冬瓜茶小杯35元を注文。飲みながら帰る。

▲龍山寺
▲艋舺夜市の入り口
▲観光客で賑わっていた

▲華西街観光夜市

▲割包
▲MRT萬華駅の地下。占いの店などが連なっていた
▲おまけ。昼間の「伊藤潤二恐怖体験展II」でもらったお面を着けてみた

8月19日(土) 台北

今日は今回の旅のメインイベントFF41への出店の日だ。
出店に必要な商品や備品をふたつのバッグ(ひとつはエコバッグ、もうひとつは昨日士林夜市で買った布バッグ)に振り分けて詰め、8時半ころホテルを出る。
西門駅からMRTに乗ったところ、おじさんと子供連れの女性から席を譲られる。荷物を両手に持っていたからか。断るのも大変なので、一駅だけだがありがたく座らせてもらう。
9時過ぎに会場着。まず近くのコンビニでサンドイッチでも、と思って入ったらかなり混んでいる上にサンドイッチなど全くない。こんなことならホテル近くのコンビニで食料を調達しておくのだった。しょうがないのでおにぎり2つと飲み物を購入。

会場の花博爭艶館の入り口でサークル受付。日本人専用の受付があり、スムーズに入場できた。

▲入場時には手にスタンプが押される。再入場時にこれを見せる仕組み
▲FF41のカタログ

自分のブースに到着。
テーブルの上には飲料やチラシ、ゴミ捨て用と思われるビニール袋などと一緒にFF41のカタログが置かれていた。コミケやコミティアなどこれまで自分が参加したことのあるイベントではサークル参加の際カタログをもらったことはなかったので、これはありがたい。
なお、もう一冊の白黒印刷のほうはカタログの訂正箇所をまとめた冊子。おいおい、こんなにあるのかい。とくに3日めなどはまるごと全部訂正になっている。

FFはコミケなどと違って明確なジャンル分けはされておらず、今回は3日間開催だが、何日目が何のジャンルということもなく、サークルの配置も大まかにはジャンルごとにまとめられているものの、明確なジャンル配置はない。
ちなみに、ひとつのサークルが2日出店、3日出店することも認められている。このせいかどうか、出店を申請した後の抽選当落通知の日が再三にわたって延期され、結局当初予定より半月ほど延びている。

今回私が出店するブースも、右隣が大量の荷物を持ち込んで大きくこちらにはみ出している美少女同人誌のサークル。準備をしている間に来た左隣は日本人のサークル。こちらも美少女もの。日本語のわかる台湾の方が手伝っていた。
設営完了して、開場前にトイレに行っておこうと思って一回りしたが、どうやら建物の中にはトイレがないらしい。これは失敗。昨日の下見で気づくべきだった。

▲出店のようす。いちおう日文と中文を併記しておいた。ステッカーの価格は当初予定どおり1枚200元
▲出店したブースの後ろ側はコスプレサークルがずらっと並んでいた。後ろのブースとの空間が狭く出入りするのに一苦労

10時開場。しばらくは売れないかと思っていたが、意外に早くいかにもミリタリーマニアっぽい人がまとめて4枚購入。どれもソ連の戦車。1枚おまけをつける。

そのあとも一度に5枚購入する人などもいて、そこそこの売れ行き。人どおりも意外と衰えない。
斜め向かいのブース、おそらく日本人のサークルがオークション的なことを初めて人が滞留。一時通行がままならなくなる。
おかげでテーブル前面の布に貼っていた紙が剥がれてしまった。
後ろのブースはずらっとコスプレイヤーが並ぶ。人だかりも絶えず、地下アイドルの物販のよう。
両隣とも二人がけで、こちらにはみ出してくるのが気になった。ただ、左隣の人は客から何か言われてわからなかった時に通訳してくれて助けられた。

そういえば、名刺が日本で使っているままだった。creemaだったら台湾からでも商品をネット購入できるのでこちらを明記しておけばよかった。
一人、チハを渡すつもりでチヘを渡していたことに気づく。申し訳ない。
全般的になぜかソ連の戦車が人気。次回はもっと用意しておかねば。

とこんな感じでとくにトラブルもなく進行。客足も途絶えることなく続いた。

閉会は16時半だが、14時過ぎに撤収。
売れ行きも前回コミケよりよかった(16枚 3200元)し、手に取ってみてくれる人や名刺を持っていってくれる人も多かった。また出店しよう。

会場から出た後、近くで花博農民市集という催しがやっており、ここで蔥油餅(ツォンヨウビン)(ネギ入りのおやき)を買って食べる、

▲蔥油餅

MRTでホテルに戻る際、再び席を譲られる。

15時過ぎにホテル到着。
ちょっと休んで18時ころ外出しようかと思っていたが、眠ってしまい気づいたら18時40分。外に出たら土砂降り。

今日は萬華(ワンフア)に行こうと思っていたが急遽行き先を変更して台北駅ビルに行くことにする。
昨日は結局行けなかったが、今日は地下街のM4出口からいったん地上に出て駅に行くことができた。
2階の微風広場は大変な賑わい。どの店も行列ができている。
2つあるフードコートの一つでなんとか席を確保したが、ここの店はカレーだったり韓国料理だったりと台湾っぽくない店ばかり。かろうじて豆花の店があったのでピーナツ豆花を食べる。

外に出ると雨が止んでいたので駅周辺をちょっとみて回る。
コンピューター関連の店が入っていたところは無くなっていた。

▲昼間は天気がよかったのだが夜は雨
▲台北駅は豪華なつくり
▲台北駅2階の微風広場
▲フードコート
▲ピーナツ豆花

台北駅から再び地下街へ行ってみる。3つの地下街のうち一つK区地下街は閉鎖されていた。
いちばん南側の館前地下街、ここは庶民的な店が多く好きなのだが、こちらも半分ぐらい閉まっていた。

西門に戻りその辺をぶらぶら。駅前のステージで何かやっていた。路上ライブなどもあり、楽しい雰囲気。
いちばん北の端まで行くと人だかりのないドリンクスタンドがあったので飲み物を購入。パイナップルグリーンティー。

▲西門駅前の広場で何やらイベントをやっていた
▲魚池貳壹(台湾魚池郷の二十一番紅茶)
▲パイナップルグリーンティー

8月18日(金) 台北

今日は下見を兼ねてFF41に行く予定だが、その前、午前中は観光に出かける。

7時半ころホテルを出て雙連(シュアンリエン)の朝市に行く。うーん、あまり見る物がないなぁ。
近くの店で鹹豆漿(シエントウジャン)を頼む。鹹豆漿はしょっぱい豆乳スープ。日本ではなかなか食べられないもの。鹹豆漿を頼んだあと、店の親父さんに『なんとかかんとかタンピン?』と聞かれたので、単品かセットかと聞かれたのかと思い、「タンピン」と答えたところ、鹹豆漿に加え蛋餅(タンビン)まで出てきてしまった。
蛋餅は小麦粉で作った生地で卵を巻いたクレープのような食べ物。これがお店の看板商品だったようで、蛋餅もいるか?と聞かれたのだった。

▲雙連の朝市
▲雙連の食堂
▲鹹豆漿
▲蛋餅

このあと近くを歩いているうちに隣駅の民権西路(ミンチュエンシールー)に着いてしまった。ここで悠遊卡のチャージ機に小銭を入れてチャージできることを発見。一度に20枚まで入れられる。これでなかなか使う機会のない小銭を一挙に減らすことができた。
MRTに乗って、中正紀念堂(ジョンジョンジーニエンタン)へ。9時過ぎに着いたあと、3階や1階の展示室を回っているうちに10時近くになったので、毎正時に行われる儀仗隊の交代式を見に行く。きっかり10分。

▲悠遊卡のチャージ機
▲中正紀念堂
蔣介石座像
▲中正紀念堂から自由広場を見下ろす

MRTに乗り、 大安森林公園(ターアンセンリンコウユエン)へ。特に何かがあるわけではないが、木陰のベンチで一休み。
11時半くらいになったので、FF41会場の花博爭艶館(フアボージョンイエングアン)のある圓山(ユエンシャン)に向かう。
花博爭艶館の入り口近くでFF41のカタログを200元で買って、館内に入る。
さすがに12時を過ぎていたので行列はできていなかったが、中に入るとコミケ以上の人口密度で見て回るのも大変。
価格付けは、ステッカー1枚200元で高いかなと思っていたが、そんなこともなく普通に同人誌1冊200元程度で売られていた。
回ってみると、コスプレイターが自分の写真集を売っているブースが多い。地下アイドルが物販しているような状態。
同人誌もイラスト集が多く、純然たる漫画同人誌は少ない印象。
一回りした後、いったん外に出て休憩。蒸し暑い上に館内の人口密度が高い。これはかなりしんどいなぁ。外では一般参加者と混じってコスプレイヤーもコスプレのままその辺で休憩している。

▲FF41の看板
▲FF41の一般参加者入り口

公園内の好丘(ハオチョウ)でマンゴーベーグルを買って食べる。
再入場してみて回る。荷物を増やすわけにはいかないので、今回は同人誌を買うのはこらえ、買ったのはサカバンバスピスの編みぐるみのみ。

▲台湾でも話題!? サカバンバスピス

ホテルに戻る途中、MRT台北車站(チュージャン)で降り、台北駅周辺をみて回る。昔はよくきていたエリア。以前泊まったCityInn ずいぶん値段が上がっている。新光三越の隣のビルはテナントがほとんど入っていずガラガラ。
台北地下街の店もシャッターが閉じたままのところが目立つ。

ホテルに戻って休憩。

17時半ころ、MRT劍潭(ジェンタン)駅で降り、士林夜市に向かう。まだ日があるのでさほど混んでない。
路地を散策し、雑多なものを売っている店で布バッグ購入。150元。
士林市場ビルの地下で蚵仔煎(オアチェン)(カキ入りオムレツ)を食べる。70元。メニューを見るとカキ入りオムレツ以外にエビ入りオムレツ、イカ入りオムレツなんかもある。今度試してみよう。

▲2022年にできたばかりの台北表演藝術中心
▲士林夜市。台北の数ある夜市の中でも最大規模の夜市
▲食べ物だけでなく、ピンボールや輪投げ、麻雀ビンゴなどの遊戯も楽しめる
▲蚵仔煎
▲蚵仔煎を食べた食堂のメニュー

そしてもう一軒、士林夜市に来たらはずせない、「雪花冰」(シュエフアビン)発祥の店・辛發亭(シンファーティン)で雪花冰を食べる。雪花冰とは氷自体に味がついていて、口に入れるとふわふわの食感が楽しめるかき氷。なお一般的には雪花冰という名称が使われることが多いが、辛發亭では雪片冰(シュエピエンビン)と呼ばれている。
店内に入りテーブルに座ると、店員の人がメニューとペンをもってきてくれた。どうやら、まず入店時に自分でメニューとペンを手に取り、テーブルで記入して、それをレジにもっていって金を先払いするというシステムになっていたようだ。

季節限定のマンゴーがなかったので、一推しらしいピーナッツを注文。ふわふわ食感が楽しい。量が多いので、無理して全部食べるのは控え、少し残して店を出る。

▲辛發亭
▲雪山蛻變(花生)雪片冰

すっかり暗くなって人手も増えてきている。また一周り。大雞排(ターチーパイ)はあいかわらず長い行列ができている。
帰りはまたMRT台北車站で降りて改札を出る。台北駅ビルに行こうと思っていたが辿り着けず、台北地下街に。ここも懐かしい。明日明後日と浴衣祭りをやるようで、各所に日本的なエリアがある。
一般的な店から徐々にオタク的な店が増えるのも変わっていない。
いちばん端に床屋を発見。二人ほど待っていたがチケット100元を買って待つ。20分ほどで順番が来てカット。
ちょうど休憩にもなってよかった。
駅に引き返すが、歩いている時間だけで12分かかった。

▲士林夜市。やはり夜になると人も増えてくる
▲台北地下街
▲メイド喫茶MaidenSchool
▲いちばん西の端まで来て床屋を発見