カレンダー 2024年

2024年版のカレンダーの販売を開始しました。

2023年版はケースをハードケース(CDケースと同じ素材)にしましたが、2022年までのソフトケースと同じものにしてほしいという声もあったため、2024年版はソスとケースとハードケースから好みのものを選べるようにしました。
たしかに、ハードケースだと接地面積が増えるため場合によっては置き場所に困るかもしれません。保存するにはハードケースのほうが便利だと思います。

また、現在は卓上カレンダーのみですが、今後はA5判の壁掛けカレンダーも出品予定。卓上カレンダーも順次種類を増やしていきます。

カレンダー 2024年 シャーロック・ホームズ(ソフトケース付き)


カレンダー 2024年 エジプト神話(ソフトケース付き)


カレンダー 2024年 歌川国芳 猫絵(ソフトケース付き)


カレンダー 2024年 猫の名画(ソフトケース付き)


カレンダー 2024年 「不思議の国のアリス」ジョン・テニエル彩色版

8月21日(月) 台北→成田

台湾最終日。
10時半ころまでホテルで過ごしたのちチェックアウト。
読書が進んだ。

MRT西門から台北車站へ行き、歩いて桃園機場捷運(チエユン)を目指す。大まかに見当をつけて案内に沿って歩いたら一度地上に出て桃園機場捷運の建物から再度地下に入るコースになってしまった。行きはずっと地下で行けたのだが。桃園機場捷運の台北駅はこんなに広かったのか。

▲桃園機場捷運 台北駅

11時00分発の急行に乗り桃園国際空港第1ターミナルへ。タイガーエアのカウンターにはすでに行列ができていた。オンラインチェックインありとなしで行列が分かれており、オンラインチェックインのほうはごく短い行列。やはりオンラインチェックインしておくべきだったか。
その場でスマホを使ってオンラインチェックインしようとしたのだが、パスワード入力で手間取っているうちに列が進み始め、さほど時間もかからなそうだったので、そのまま進む。
カウンターで手続き時、荷物の重さを測られ、まさかの11キロ。1キロオーバー。しまったー油断していた。茨城空港でも荷物の重量チェックはなかったし、過去3回エアアジアに乗ったときも重量チェックがなかったので完全に油断していた。そうと知っていれば対策をしていたのに。
あわててパニクって、リュックからTシャツやらFF41のカタログやらを取り出して10.2キロになったところでなんとか大目に見てもらえた。よかったー。
今考えると、ショルダーバッグに入っていたスマホ2台、財布2つ、iPad miniを全部ポケットに移せば1キロくらい減らせたな。

10分程度の行列で保安検査を抜け、出国審査は自動レーンで待ち時間なし。
ラウンジを探すのに手間取ったが、プライオリティパスを使ってPlaza Premium Loungeでしばし休憩。魯肉飯(ルーローファン)を食べる。今回の台湾旅行で最初で最後の魯肉飯になった。

▲制限エリアに入ってすぐのところを1階上がるとラウンジがある
▲Plaza Premium Loungeで食べた魯肉飯

帰りの台北発成田行きIT202便も満席。今回は24D通路側。3時間のフライト。
成田からは珍しく京成線を使用。何も考えずすぐ来た特急に乗ってしまったが、しばらく座れず。その後のアクセス特急かスカイライナーにすればよかった。

8月20日(日) 台北

今日は丸一日空いているので、台北近郊まで足を伸ばしてもいいのだが、毎日天候が不安定で急に土砂降りになったりするので、おとなしく市内を観光して過ごすことにする。

朝6時頃起きるが、特にすることもないのでYouTubeを見たり、読書をしたりして過ごす。
9時半頃外出。昨日見つけた豆漿屋に行ってみたが満席の上行列もできていたので、近くの別の店で豆漿と生煎包を買って飲食。
まずは華山(フアシャン)1914文創園区(ウェンチュアユエンチュ)(日本統治時代の酒工場の跡地をリノベーションしたイベント空間)に行くことにする。ネットで調べたところ、「伊藤潤二恐怖体験展II」というのをやっているらしい。

▲西門 豆漿を買った店
▲豆漿

MRTで華山1914文創園区へ向かう。西門から1本で行けて便利。
忠孝新生(ジョンシャオシンション)駅で降り、徒歩5分程度で到着。懐かしい。

▲華山1914文創園区に向かう

11時前だったが、伊藤潤二恐怖体験展IIはもうやっており、チケットを購入。2つのコースが並行しており、一つだけなら390元、2つなら550元という価格だった。2つとも楽しめるチケットを購入。お面を渡されるが、これは特に使うことはなく、おまけだった模様。前後に並んでいる人5、6人と一緒にロープを持たされ、暗い中を進んで行く。ところどころおどかしがあったりしてお化け屋敷的なもの。
なお、お化け屋敷ゾーンを歩いている間は撮影禁止。わざわざ日本語が書かれたカードを見せて注意してくれた上、腕に着けていたAppleWatchもシアターモードにするよう促された。
終了すると、伊藤潤二のアニメの原画の展示やオブジェの展示があり、最後はグッズコーナー。
もう1個の方も同じパターン。漫画に出てくる部屋が再現されていたり、排水溝に体ごと吸い込まれて足だけ残っていたりといったシーンが再現されていた。

▲「伊藤潤二恐怖体験展II」チケット売り場
▲展示ゾーン
▲他の建物では「進撃の巨人」グッズショップがあった
▲こちらは「チェンソーマン」グッズショップ

「カナヘイの小動物 世界トンデモ博物館」荒唐世界博物館も入ってみた。入場料400元。
ピスケとうさぎ 可愛いキャラが世界の名画の中に紛れて描かれたり、ツタンカーメンになったり、騙し絵的な要素もあり、楽しめた。

他にもガンプラの展示をしている建物もあったが、こちらは長蛇の列ができていたので、見るのをあきらめた。

近くで農業祭り的なものもやっていたので一通り見る。

▲「カナヘイの小動物 世界トンデモ博物館」チケット売り場
▲内部のようす

華山1914文創園区の次に行ったのは、ここからものの数分の距離にある「光華商場」(コンフアシャンチャン)(光華デジタル新天地)と「三創生活園區」(サンチュアンションフオユエンチュ)。

三創生活園區は7年前にも来たことがある複合商業施設。パソコンメーカーはじめメーカーごとに出店しているので見応えがある。
上の階はオーディオ、家電、さらにエンターテインメント。ガンダムベースや名探偵コナンのカフェなどもある。全フロア見ていて飽きない。
地下のフードコートに鮮芋仙(シエンユィシェン)があったので豆花を食べる。ちなみに鮮芋仙は日本にも進出しており、吉祥寺の鮮芋仙にはよく行くのだが、台湾の鮮芋仙は初めてだ。
14時半頃に外を見ると土砂降り。仕方ないのでさらにしばらく三創生活園區で過ごしたが、雨が多少弱まったところでいったん外へ出て三創生活園區に隣接する光華商場へ移動(後で見たらビルをつなぐ連絡通路があった)。
こちらも1階はメーカーのショールーム的なところが多いが、2階、3階は昔ながらの小さな店が連なっている。パソコンやスマホだけでなく、スポーツ用品、古本店などもある。一軒一軒見て回るのも大変なので適当なところで切り上げる。
雨も小降りになったので忠孝新生駅まで行く。もうちょっとこの周辺の店を見てみたかった。

▲三創生活園區1F。イベントが行われていた
▲三創生活園區B1のフードコート
▲鮮芋仙の豆花
▲外を見ると土砂降り
▲ガンダムベースもあった
▲名探偵コナンのカフェもあった

しばらくホテルで休憩。17時半になっても雨が降っているので、これは遠出はできないかとも思ったが、18時過ぎに雨が止んだようなので予定どおり萬華へ行くことにする。

ここに来るのも久々だ。龍山寺を見たあと、艋舺(モンシア)夜市へ。
この辺一帯は屋台が並んでいて賑わっている印象。
華西街(フアシーチエ)観光夜市はマッサージやネイルの店が目立ち、飲食店は少なくなっていた。蛇の店やすっぽんの店は健在。
割包(クワパオ)の店だけ行列ができていた。

華西街から艋舺夜市に戻り、後で食べるように胡椒餅30元を購入。
さらに奥まった所にある客が一人も入っていない店で割包60元を注文。ところが何回言っても通じない。メニューを指さしてやっとわかってもらえた。発音が違っているのだろうが、台湾に何十回も来ていまだに料理名も通じないとは。トホホ。
冬瓜茶小杯35元を注文。飲みながら帰る。

▲龍山寺
▲艋舺夜市の入り口
▲観光客で賑わっていた

▲華西街観光夜市

▲割包
▲MRT萬華駅の地下。占いの店などが連なっていた
▲おまけ。昼間の「伊藤潤二恐怖体験展II」でもらったお面を着けてみた

8月19日(土) 台北

今日は今回の旅のメインイベントFF41への出店の日だ。
出店に必要な商品や備品をふたつのバッグ(ひとつはエコバッグ、もうひとつは昨日士林夜市で買った布バッグ)に振り分けて詰め、8時半ころホテルを出る。
西門駅からMRTに乗ったところ、おじさんと子供連れの女性から席を譲られる。荷物を両手に持っていたからか。断るのも大変なので、一駅だけだがありがたく座らせてもらう。
9時過ぎに会場着。まず近くのコンビニでサンドイッチでも、と思って入ったらかなり混んでいる上にサンドイッチなど全くない。こんなことならホテル近くのコンビニで食料を調達しておくのだった。しょうがないのでおにぎり2つと飲み物を購入。

会場の花博爭艶館の入り口でサークル受付。日本人専用の受付があり、スムーズに入場できた。

▲入場時には手にスタンプが押される。再入場時にこれを見せる仕組み
▲FF41のカタログ

自分のブースに到着。
テーブルの上には飲料やチラシ、ゴミ捨て用と思われるビニール袋などと一緒にFF41のカタログが置かれていた。コミケやコミティアなどこれまで自分が参加したことのあるイベントではサークル参加の際カタログをもらったことはなかったので、これはありがたい。
なお、もう一冊の白黒印刷のほうはカタログの訂正箇所をまとめた冊子。おいおい、こんなにあるのかい。とくに3日めなどはまるごと全部訂正になっている。

FFはコミケなどと違って明確なジャンル分けはされておらず、今回は3日間開催だが、何日目が何のジャンルということもなく、サークルの配置も大まかにはジャンルごとにまとめられているものの、明確なジャンル配置はない。
ちなみに、ひとつのサークルが2日出店、3日出店することも認められている。このせいかどうか、出店を申請した後の抽選当落通知の日が再三にわたって延期され、結局当初予定より半月ほど延びている。

今回私が出店するブースも、右隣が大量の荷物を持ち込んで大きくこちらにはみ出している美少女同人誌のサークル。準備をしている間に来た左隣は日本人のサークル。こちらも美少女もの。日本語のわかる台湾の方が手伝っていた。
設営完了して、開場前にトイレに行っておこうと思って一回りしたが、どうやら建物の中にはトイレがないらしい。これは失敗。昨日の下見で気づくべきだった。

▲出店のようす。いちおう日文と中文を併記しておいた。ステッカーの価格は当初予定どおり1枚200元
▲出店したブースの後ろ側はコスプレサークルがずらっと並んでいた。後ろのブースとの空間が狭く出入りするのに一苦労

10時開場。しばらくは売れないかと思っていたが、意外に早くいかにもミリタリーマニアっぽい人がまとめて4枚購入。どれもソ連の戦車。1枚おまけをつける。

そのあとも一度に5枚購入する人などもいて、そこそこの売れ行き。人どおりも意外と衰えない。
斜め向かいのブース、おそらく日本人のサークルがオークション的なことを初めて人が滞留。一時通行がままならなくなる。
おかげでテーブル前面の布に貼っていた紙が剥がれてしまった。
後ろのブースはずらっとコスプレイヤーが並ぶ。人だかりも絶えず、地下アイドルの物販のよう。
両隣とも二人がけで、こちらにはみ出してくるのが気になった。ただ、左隣の人は客から何か言われてわからなかった時に通訳してくれて助けられた。

そういえば、名刺が日本で使っているままだった。creemaだったら台湾からでも商品をネット購入できるのでこちらを明記しておけばよかった。
一人、チハを渡すつもりでチヘを渡していたことに気づく。申し訳ない。
全般的になぜかソ連の戦車が人気。次回はもっと用意しておかねば。

とこんな感じでとくにトラブルもなく進行。客足も途絶えることなく続いた。

閉会は16時半だが、14時過ぎに撤収。
売れ行きも前回コミケよりよかった(16枚 3200元)し、手に取ってみてくれる人や名刺を持っていってくれる人も多かった。また出店しよう。

会場から出た後、近くで花博農民市集という催しがやっており、ここで蔥油餅(ツォンヨウビン)(ネギ入りのおやき)を買って食べる、

▲蔥油餅

MRTでホテルに戻る際、再び席を譲られる。

15時過ぎにホテル到着。
ちょっと休んで18時ころ外出しようかと思っていたが、眠ってしまい気づいたら18時40分。外に出たら土砂降り。

今日は萬華(ワンフア)に行こうと思っていたが急遽行き先を変更して台北駅ビルに行くことにする。
昨日は結局行けなかったが、今日は地下街のM4出口からいったん地上に出て駅に行くことができた。
2階の微風広場は大変な賑わい。どの店も行列ができている。
2つあるフードコートの一つでなんとか席を確保したが、ここの店はカレーだったり韓国料理だったりと台湾っぽくない店ばかり。かろうじて豆花の店があったのでピーナツ豆花を食べる。

外に出ると雨が止んでいたので駅周辺をちょっとみて回る。
コンピューター関連の店が入っていたところは無くなっていた。

▲昼間は天気がよかったのだが夜は雨
▲台北駅は豪華なつくり
▲台北駅2階の微風広場
▲フードコート
▲ピーナツ豆花

台北駅から再び地下街へ行ってみる。3つの地下街のうち一つK区地下街は閉鎖されていた。
いちばん南側の館前地下街、ここは庶民的な店が多く好きなのだが、こちらも半分ぐらい閉まっていた。

西門に戻りその辺をぶらぶら。駅前のステージで何かやっていた。路上ライブなどもあり、楽しい雰囲気。
いちばん北の端まで行くと人だかりのないドリンクスタンドがあったので飲み物を購入。パイナップルグリーンティー。

▲西門駅前の広場で何やらイベントをやっていた
▲魚池貳壹(台湾魚池郷の二十一番紅茶)
▲パイナップルグリーンティー

8月18日(金) 台北

今日は下見を兼ねてFF41に行く予定だが、その前、午前中は観光に出かける。

7時半ころホテルを出て雙連(シュアンリエン)の朝市に行く。うーん、あまり見る物がないなぁ。
近くの店で鹹豆漿(シエントウジャン)を頼む。鹹豆漿はしょっぱい豆乳スープ。日本ではなかなか食べられないもの。鹹豆漿を頼んだあと、店の親父さんに『なんとかかんとかタンピン?』と聞かれたので、単品かセットかと聞かれたのかと思い、「タンピン」と答えたところ、鹹豆漿に加え蛋餅(タンビン)まで出てきてしまった。
蛋餅は小麦粉で作った生地で卵を巻いたクレープのような食べ物。これがお店の看板商品だったようで、蛋餅もいるか?と聞かれたのだった。

▲雙連の朝市
▲雙連の食堂
▲鹹豆漿
▲蛋餅

このあと近くを歩いているうちに隣駅の民権西路(ミンチュエンシールー)に着いてしまった。ここで悠遊卡のチャージ機に小銭を入れてチャージできることを発見。一度に20枚まで入れられる。これでなかなか使う機会のない小銭を一挙に減らすことができた。
MRTに乗って、中正紀念堂(ジョンジョンジーニエンタン)へ。9時過ぎに着いたあと、3階や1階の展示室を回っているうちに10時近くになったので、毎正時に行われる儀仗隊の交代式を見に行く。きっかり10分。

▲悠遊卡のチャージ機
▲中正紀念堂
蔣介石座像
▲中正紀念堂から自由広場を見下ろす

MRTに乗り、 大安森林公園(ターアンセンリンコウユエン)へ。特に何かがあるわけではないが、木陰のベンチで一休み。
11時半くらいになったので、FF41会場の花博爭艶館(フアボージョンイエングアン)のある圓山(ユエンシャン)に向かう。
花博爭艶館の入り口近くでFF41のカタログを200元で買って、館内に入る。
さすがに12時を過ぎていたので行列はできていなかったが、中に入るとコミケ以上の人口密度で見て回るのも大変。
価格付けは、ステッカー1枚200元で高いかなと思っていたが、そんなこともなく普通に同人誌1冊200元程度で売られていた。
回ってみると、コスプレイターが自分の写真集を売っているブースが多い。地下アイドルが物販しているような状態。
同人誌もイラスト集が多く、純然たる漫画同人誌は少ない印象。
一回りした後、いったん外に出て休憩。蒸し暑い上に館内の人口密度が高い。これはかなりしんどいなぁ。外では一般参加者と混じってコスプレイヤーもコスプレのままその辺で休憩している。

▲FF41の看板
▲FF41の一般参加者入り口

公園内の好丘(ハオチョウ)でマンゴーベーグルを買って食べる。
再入場してみて回る。荷物を増やすわけにはいかないので、今回は同人誌を買うのはこらえ、買ったのはサカバンバスピスの編みぐるみのみ。

▲台湾でも話題!? サカバンバスピス

ホテルに戻る途中、MRT台北車站(チュージャン)で降り、台北駅周辺をみて回る。昔はよくきていたエリア。以前泊まったCityInn ずいぶん値段が上がっている。新光三越の隣のビルはテナントがほとんど入っていずガラガラ。
台北地下街の店もシャッターが閉じたままのところが目立つ。

ホテルに戻って休憩。

17時半ころ、MRT劍潭(ジェンタン)駅で降り、士林夜市に向かう。まだ日があるのでさほど混んでない。
路地を散策し、雑多なものを売っている店で布バッグ購入。150元。
士林市場ビルの地下で蚵仔煎(オアチェン)(カキ入りオムレツ)を食べる。70元。メニューを見るとカキ入りオムレツ以外にエビ入りオムレツ、イカ入りオムレツなんかもある。今度試してみよう。

▲2022年にできたばかりの台北表演藝術中心
▲士林夜市。台北の数ある夜市の中でも最大規模の夜市
▲食べ物だけでなく、ピンボールや輪投げ、麻雀ビンゴなどの遊戯も楽しめる
▲蚵仔煎
▲蚵仔煎を食べた食堂のメニュー

そしてもう一軒、士林夜市に来たらはずせない、「雪花冰」(シュエフアビン)発祥の店・辛發亭(シンファーティン)で雪花冰を食べる。雪花冰とは氷自体に味がついていて、口に入れるとふわふわの食感が楽しめるかき氷。なお一般的には雪花冰という名称が使われることが多いが、辛發亭では雪片冰(シュエピエンビン)と呼ばれている。
店内に入りテーブルに座ると、店員の人がメニューとペンをもってきてくれた。どうやら、まず入店時に自分でメニューとペンを手に取り、テーブルで記入して、それをレジにもっていって金を先払いするというシステムになっていたようだ。

季節限定のマンゴーがなかったので、一推しらしいピーナッツを注文。ふわふわ食感が楽しい。量が多いので、無理して全部食べるのは控え、少し残して店を出る。

▲辛發亭
▲雪山蛻變(花生)雪片冰

すっかり暗くなって人手も増えてきている。また一周り。大雞排(ターチーパイ)はあいかわらず長い行列ができている。
帰りはまたMRT台北車站で降りて改札を出る。台北駅ビルに行こうと思っていたが辿り着けず、台北地下街に。ここも懐かしい。明日明後日と浴衣祭りをやるようで、各所に日本的なエリアがある。
一般的な店から徐々にオタク的な店が増えるのも変わっていない。
いちばん端に床屋を発見。二人ほど待っていたがチケット100元を買って待つ。20分ほどで順番が来てカット。
ちょうど休憩にもなってよかった。
駅に引き返すが、歩いている時間だけで12分かかった。

▲士林夜市。やはり夜になると人も増えてくる
▲台北地下街
▲メイド喫茶MaidenSchool
▲いちばん西の端まで来て床屋を発見

8月17日(木) 茨城→台北

7年ぶりの台湾。
今回の目的は台北で行われる同人誌即売会FF(Fancy Frontier)41への出店。
これが初の海外イベント参加。ようやく念願がかなった。感慨深い。
以前にも2度ほど申し込んだことはあったが、一度はまだ日本の代理店がない頃。台湾在住の日本人の方にFF事務局からの書類の転送を頼んだのだがそのタイミングで転居してしまったため書類が受け取れず参加できなかった。
もう一度は台湾に行く当日台湾に台風が上陸。そのまま居座ったため行くのを諦めた。
その後のコロナ禍では参加しようにもイベント自体開かれず、数年越しに参加できた。

エアチケットは参加が決まるずっと前、4月に早々と予約。茨城航空から出ているタイガーエア。これも一度乗ってみたかったが、コロナ禍でフライト自体消滅していた。今回ようやく乗ることができる。
また、たいていのLCCは機内持ち込み荷物の最大重量が7キロなのだが、タイガーエアは10キロというのもうれしい点だ。

今回はイベント参加なので当然のことながらいつもより荷物が多い。いつもは7キロ以内で楽々収まるのだが、今回はそれに加えてイベント出店用の商品(ステッカー)やPOP用のイーゼルやマグネットプレート、筆記用具、名刺などを持っていかなければならない。
通常、コミケなどに出店するときはこの荷物をキャリングケースに入れて運んでいるのだが、はたしてこれを機内持ち込みでもっていけるのか? 
今回はひさしく使っていなかったキャビンゼロの機内持ち込みギリギリサイズのリュックを使用。なんとか荷物を詰め込み7キロ強で収まったが、家を出る直前になってショルダーバッグやエコバッグなど他の荷物とあわせて計ってみると10キロをちょっと超えて10.5キロになってしまった。はたして大丈夫か?

飛行機は15時発の茨城空港発台北桃園空港行きIT219便。
東京駅から茨城空港まで行く11時50分発の直行バスに乗車。茨城空港まで1時間半。到着から飛行機搭乗まであまり余裕がないのではと思ったがそんなことはなかった。
なおこのバスは基本的に予約が必要。私も2日前に気づいて慌てて予約した。予約が埋まってなければ当日その場で乗れるようだが、万一乗れなかったら完全にアウトなので予約必須と言っていい。

▲茨城空港行きの直行バス

バスを降りるとすぐ、茨城空港の小ぢんまりとした建物が見える。空港の構内に入るとすぐにタイガーエアのチェックインカウンター。
10分ほど並んだところでチェックイン完了。
並んでいる時、機内持ち込み荷物は2つまでということで、係の方からショルダーバッグをエコバッグの中に入れるよう言われたが、チェックインカウンターでは特に重量を計られたりはなかった。よかった〜。
ここでハサミを持っていたことに気づき、保安検査の直前で廃棄。保安検査ではショルダーバッグの中にモンダミンが入っていることを指摘され、透明の密封袋に入れるよう言われる。ちゃんと仕事してるなあ。

▲空港に入るとすぐタイガーエアのチェックインカウンター
▲休憩コーナーや売店、デューティーフリーショップもある

▲ガルパンのパネルもあった

保安検査も待ち時間10分もかからず、出国審査は待ち時間ゼロ。
大きな空港だと延々歩きまわらなければならず、待ち時間も長いのだが、今回はそんなこともなく非常にスムーズ。この空港、すっかり気に入った。

▲専用の通路を歩き、タラップを使って搭乗

座席は2B。三人がけの真ん中席。まあ3時間半程度のフライトなので耐えられるが、やはり座席指定しないと変な席を割り当てられてしまうな。
途中で寒くなってウインドブレーカーを着用。

17時半頃桃園国際空港に到着。途中人通りも少なく、入国審査に至っては待ち時間ゼロどころか私以外人が見当たらず、本当にここでいいのか不安になってしまった。

▲桃園国際空港に到着。7年ぶりだ!

空港内の両替所で2万円を台湾元に両替。細かい金にしてくれと言ったら、1000元分は100元札にしてくれたがそれ以上はダメだった。
衝撃的だったのは、1元が約5円(換算レート 1円=0.20950元)になっていたこと。以前、私がよく台湾に来ていた頃は1元=3円だったので、1.7倍になっている。まあ換算だけは簡単になったが。

前日申し込んだ台湾観光局の台湾個人旅行応援キャンペーンの抽選場所を発見。
タブレットの操作でチャレンジするが、ハズレ。

▲5000元が当たる応援キャンペーン。結果は……はずれ。残念!

今回は事前にAmazonで買ったSIMカードをスマホに差し込んでいたが、なぜか接続できない。設定を変えようにも説明書にあった設定項目自体がスマホで表示できない。
仕方ないのでこのSIMを使うのはあきらめて、空港内にあるカウンターで購入。
中華電信 5日間300元。こちらは受付でSIMをセットしてくれて接続を確認してくれるので安心できる。

この時点で18時を過ぎていたので、何か軽く食事でもと探したところ、地下にフードコートがあった。パンとコーヒーを買って食べる。台湾の初食事だが台湾味がないなあ。

▲フードコートで買ったパン

空港から台北市内までの移動はMRT。
初めて桃園国際空港からMRT桃園機場線に乗る。7年前まではまだできてなかったんだよなぁ。やっと乗れる。
7年間使っていなかった悠遊卡(ヨウヨウカー)(SUICAのような電子カード)がちゃんと使えたのもうれしかった。調べたところ有効期限20年だった。

急行で台北駅まで36分だった。これは便利。
しかしMRT桃園機場線の台北駅からMRT板南線の台北駅までの乗り換えが遠い。10分以上歩き続けた。

板南線で台北駅から一駅の西門駅へ。すぐに今回宿泊するホテルGalaxy Mini Inn(銀河ホテル)に到着。エレベーターがなく、荷物を運ぶリフトのみ。5階505号室まで階段で行く(4階がなく3階の次が5階だったので、実質4階)。私が到着したときもカップルがチェックインしていたし、ラブホを兼ねたホテルと思われる。
今回は移動もなく4泊ずっとこのホテルで過ごす。とりあえずバス、シャワーは問題ないし、エアコンもテレビも作動するので問題なさそう。冷蔵庫がないのは残念。WiFiもスムーズに接続した。コンセントも複数あるので充電にも困らない。
何より、西門駅から歩いてほんの数分という立地のよさがポイント高い。
とはいえこれで一泊7000円というのはやはり高い。台北はホテル代が高いなぁ。今回は荷物も多いし、個室必須だったが、次回台北で泊まるとしたらドミトリーやカプセルホテルも考慮しなければ。

▲わかりづらいがこの路地の奥にホテルがある。シングルで泊まれるホテルで最安値のところ何件かからセレクト

ちょっと休んで、西門町を散策。変わらぬ賑わい。日本人にも馴染みの店も多い。
松屋、ファミリーマート、セブンイレブンなどの日本企業や貢茶(ゴンチャ)、coco都可など日本に進出している台湾の店なども目についた。

▲西門町MRT出口の交差点
▲そこかしこにアニメ、ゲームなどのキャラが見受けられる
▲何やら路上パフォーマンスが行われていた
▲今回は入らなかったがメイド喫茶も健在。高雄に本店のある月讀が台北に進出してきている

しばらく歩いていると、かつて「おたくビル」と言われていた萬年商業大楼を発見。中に入ると、上のほうのフロアはあいかわらずのオタクぶり。
地下1階には飲食店入っているのだが、こちらはどこも閉まっていた。時間はもう22時前。そりゃそうか。
雨が降ってきたのでホテルに戻る。

▲萬年商業大楼
▲オタク向けショップも健在だった

台湾から戻りました

昨日台湾から戻りました。
商品の販売・発送も再開しています。 台湾の同人誌即売会FF41への出店も無事に終えました。
次回以降、このブログで台湾訪問の日記を掲載していきます。

8月17日から21日まで不在です

台湾の同人誌即売会Fancy Frontier(FF)に出店するため、8月17日から21日まで台湾に行きます。
この間、Amazonでの販売は休止、その他minne、creemaなどは注文は受け付けますが、発送は22日以降になります。 FFでの出店は8月19日、戦車ステッカーの頒布を行います。

金魚のシール

毎年夏になると需要が高まるのが金魚のシールやレジン封入用フィルム。新たに出目金のシールも出品しました。

透明シール 金魚(影なし)[ver.2](A6×2枚)

透明シール 金魚イラスト2(A6×2枚)

透明シール 金魚イラスト3(A6×2枚)

透明シール 金魚イラスト(影付き)(A6×2枚)

耐水透明シール 金魚イラスト(影付き)A(A6×2枚)